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株式明日の戦略-閑散の中で短期志向が強まる 21000円台を保てるか踏ん張りどころ

6月27日(木)2時23分配信 トレーダーズ・ウェブ

 26日の日経平均は続落。利下げ期待が後退して米国株が売られたことを嫌気して、寄り付きから3桁の下落。序盤では下げ幅を2桁に縮める場面もあったが、戻りが鈍く売り直されると100円近く下げたところで値動きが落ち着いた。後場は逆に下を試す展開となったが、150円程度下落したところで下げ渋り、終盤にかけては値を戻した。終値は107円安の21086円。東証1部の売買代金は概算で1兆6800億円。業種別では金属製品や医薬品、海運などが上昇した一方、ゴム製品や化学、精密機器などが下落した。仮想通貨の上昇を手掛かりに、ビットワングループやリミックスポイントがストップ高まで買われた。半面、直近で騰勢を強めていたインパクトHDやIPSが手じまい売りに押されて大きく値を崩した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり508/値下がり1552。アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体の一角に強い動きが見られた。株主総会を経て瀬戸欣哉氏がCEOに復帰することとなったLIXILグループが16%高となり、市場の注目を大きく集めた。決算が好感されたピックルスや、自己株取得を発表した高島屋が大幅上昇。上方修正発表できのう買いが殺到したカルナバイオは連日のストップ高比例配分となった。一方、ソフトバンクGやファストリが軟調。JTや花王、資生堂、キヤノンなどが配当落ちの影響で大きめの下げとなった。決算が失望となったハピネス・アンド・ディやタキヒヨーは急落。IPO銘柄が崩れており、きのう上場のインフォネットは18%安となり、全市場の下落率ランキングトップとなった。きょう東証2部に上場したヤシマキザイは、公開価格を13%上回る初値をつけたが、ほぼ初値天井でその後は売りが優勢となり、終値は公開価格を下回った。

 日経平均は終日軟調。21000円は一度も割り込まなかったが、円高一服やハイテク株の上昇を受けてもさえない地合いが続いた。この後に上がるか下がるかは米中交渉次第でもあり、このところはバイオや仮想通貨、防衛関連、低位株など、短期の値幅取りが期待できそうな銘柄ばかりが派手に動く状況となっている。あすもG20待ちの地合いが続くが、いよいよ日程も間近に迫っているため、短期志向が一段と強まる可能性がある。前場に急騰した銘柄が後場に急失速するような展開も想定される。全体としては、日経平均がきょう意識された21000円を割り込むことなく推移できるかが焦点となる。今週はここまで米中交渉への期待がほとんど高まっていない。積極的な買いが期待しづらい環境下でチャートが崩れると、そのことが売りを誘う材料となりやすい。値を保てるかどうかは、107円割れでいったん反転の動きが見られるドル円の動向がカギを握るだろう。

最終更新:6月27日(木)2時23分

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