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〔米株式〕NYダウ、反落=ナスダックは続落(25日午前)

6月26日(水)0時07分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク株式相場は、米中貿易摩擦の長期化や米イラン間の対立激化に対する懸念が広がる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比118.89ドル安の2万6608.65ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同40.61ポイント安の7965.09。
 米政府高官は24日、トランプ大統領と習近平中国国家主席の会談が、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)開催地の大阪市で29日に行われるとの見通しを発表。また、米中首脳会談に先立ち、貿易交渉の責任者であるライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官、中国の劉鶴副首相が24日に電話協議を行った。ただ、米政権は追加関税で圧力をかけて、中国に貿易慣行の抜本的な是正を求めていく立場を崩していないため、交渉が決裂する可能性も依然否定できず、投資家は警戒姿勢を強めている。
 また、トランプ大統領は24日、イランの最高指導者ハメネイ師を標的に、米国の金融システムを通じた取引禁止などの制裁を科す大統領令に署名。両国間の対立激化で軍事衝突が発生するのではないかとの懸念も株価を下押しする要因となっている。
 その上、この日午前に発表された米経済指標が低調だったことも圧迫材料。民間有力調査会社コンファレンス・ボードが公表した6月の消費者景気信頼感指数は121.5と、前月の131.3(改定値)から低下したほか、市場予想(ロイター通信調べ)の131.1も下回った。また、商務省が発表した5月の新築一戸建て住宅販売件数も前月比7.8%減の62万6000戸(年換算)と、予想の68万戸を大きく下回った。マイナスは2カ月連続。
 個別銘柄では、ゴールドマン・サックス、マイクロソフト、ボーイングなどが1%超下落し、ダウ全体の下げを先導。バイオ医薬品大手アッヴィは14.8%急落している。同社がアイルランドの製薬大手アラガンを約630億ドル(約6兆7500億円)で買収すると発表したことを受け、思惑売りが台頭している。(了)

最終更新:6月26日(水)2時27分

時事通信

 

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