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〔東京外為〕ドル、一時106円台後半=トランプ発言で売り(25日午後3時)

6月25日(火)15時15分配信 時事通信

 25日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、一時1ドル=106円台後半に下落した。106円台は1月3日以来、約5カ月半ぶり。トランプ米大統領の日米安保破棄発言に関する報道などを受けてリスク回避ムードが強まった。午後3時現在、107円03~04銭と前日比(午後5時、107円40~41銭)比37銭のドル安・円高。
 朝方は、本日から始まるとみられる予定の日米閣僚級による通商協議の行方を見極めたとの思惑から、107円30銭前後で小幅な値動きが続いた。その後、持ち高調整のドル売りが散見されたほか、「国内輸入企業によるドル売りも出た」(FX会社)とされ、じりじりと値を下げた。さらに、正午前に「トランプ米大統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に示していたことがわかった」と米メディアが報じたことで、「米政権の対外政策に対する先行き不透明感が強まった」(銀行系証券)とされ、昼すぎに107円台を割り込んだ。「日米株安や米長期金利が再び2%台を割り込んだこともドル円を圧迫した」(先のFX会社)との指摘もあった。
 売り一巡後は、急ピッチな下落に対する警戒感から下げ渋ったが、市場からは「ドル円は、節目らしい節目も見当たらないだけに、米中首脳会談を控える足元では仕掛け的な売りが膨らめば、106円割れもあるかもしれない」(先の銀行系証券)との声が聞かれた。
 ユーロは正午に比べ、対円、対ドルともに軟化。午後3時現在、1ユーロ=121円95~96銭(前日午後5時、122円19~19銭)、対ドルでは1.1393~1393ドル(同1.1376~1376ドル)。(了)

最終更新:6月25日(火)17時28分

時事通信

 

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