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NY為替見通し=中東や日米安保不安などでドルは売り場探しか、FRB議長講演には警戒

6月25日(火)19時56分配信 トレーダーズ・ウェブ

 本日の欧州時間もドル円は引き続き上値が重く推移している。東京時間にイラン政府筋が「新たな制裁は外交の道筋が永遠に断たれたことを意味する」と発言したことで、中東情勢が悪化する懸念でリスクオフになったことなどが主要因だ。
 本日のNY市場も本邦勢が買いオーダーをおいているという噂などで下支えされる場面もあるだろうが、売り場探しという状況は変わらないだろう。本来ならば市場はG20が終了し、米中首脳会談の状況を確かめてから為替市場の状況判断を下したいところだが、中東情勢が改善される見通しがないことで、米中首脳会談がそれなりに良い方向に進展した場合でも、リスクオンに簡単に傾くような状況ではなさそうだ。
 またトランプ米大統領が日米安全保障条約を破棄する可能性についての考えを漏らしていたということも、ドル円にとっては売り材料になりそうだ。実際に日米安保条約破棄が起こるかどうかはわからないが、日米安保を日米の通商交渉の道具として使う可能性も否定できない。その場合は昨日もトランプ大統領は、金融緩和策を行う米国外の国に対して、非難のツイートをしていたが、他国の通貨が弱くなることに対して非常にセンシティブになっている。日米通商協議での「為替条項」を組み入れることや、円安是正についても突っ込む可能性も高そうだ。特に参議院選挙が終わった後は、いままでの安倍政権の動きを考えると、そのような条項を飲むことは決してあり得ないとは思えない。米大統領は徐々に小出しに圧力をかけてきていることで、ドル円の売り場探しは続きそうだ。
 本日は、米国からの経済指標では、複数の住宅関連の指標や、リッチモンド連銀製造業景気指数、消費者信頼感指数が発表される。また日をまたいで東京時間2時頃にはパウエルFRB議長が講演を行う。議長の講演内容では相場が乱高下する可能性もあるので、2時前後の動きには警戒が必要になりそうだ。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値のめどは、本日の高値107.41円。その上は日足一目均衡表・転換線が位置する107.89円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値のめどは、1/3-4/24の上昇幅の76.4%押しにあたる106.65円。その下は節目の105.00円や、1月3日安値の104.87円か。
松井

最終更新:6月25日(火)19時56分

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