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明日の戦略-イベント前でこう着極まる 市況関連は静かに底固めが進む

6月24日(月)16時43分配信 トレーダーズ・ウェブ

 24日の日経平均は反発。先週末の米国株安を受けて売りが先行したものの、早々に下げ止まり反転。前場はプラス圏とマイナス圏を行き来しながらも小幅高で終えた。後場は下値不安が和らいだことでやや強含んだものの、G20を前に模様眺めムードも強く、こう着感の強い地合いが続いた。終値は27円高の21285円。東証1部の売買代金は概算で1兆4100億円と極めて低水準で、今年の最低を更新した。業種別では繊維や石油・石炭、海運などが上昇した一方、不動産や陸運、鉱業などが下落している。中国企業と固定資産の譲渡や技術供与に関して基本合意に至ったと発表した中村超硬がストップ高。半面、ZOZOが後場マイナス転換。足の3Dサイズを計測できる「ZOZOMAT」を無料配布すると発表したが、「ZOZOSUIT」が不振であったことから警戒売りが優勢となった。また、事業領域がバッティングすることへの懸念からロコンドが同ニュースを受けて大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1066/値下がり966と買いが優勢。第一三共やリクルートHD、ソニーなどが強い動き。そーせいが大幅高となり年初来高値を更新した。インドのコンビニ展開への期待から足元で動意づいているインパクトHDが商いを伴って急伸。ビットコインの上昇を材料にリミックスやGMOインターネットなど仮想通過関連に資金が向かった。一方、東京エレクトロン村田製作所など半導体関連が軟調。従業員の不適切取引が判明したと発表したコロプラが急落した。カオナビはテレビCMの放映開始を発表したが、コスト増加が嫌気されて大きく売られる展開。下方修正を発表したオプトエレクトロニクスはストップ安となった。上場2日目のブランディングテクノロジーは高い初値をつけたものの、その後は売りに押されており、ストップ安をつける場面もあった。

 日経平均は終日小動き。特に後場の値幅はわずか40円程度にとどまった。東証一部の売買代金は今年最低を更新しており、イベント前の手掛けづらさが改めて印象付けられた。大崩れはないだろうという安心感がある分、派手に上昇する銘柄も少なくないが、下落率ランキングの上位には直近で急伸した銘柄も多くあり、ただ値動きだけが荒くなっている。一方で、市況関連などは静かに底固めが進んでいる。米中会談に進展があれば跳ねる可能性は高く、進展がなくても協議継続なら一段と売り込む材料には乏しい。物別れに終わるリスクもあるが、その場合でも米国の利下げ期待がマーケットを下支えすると期待できる。これらの点から、G20後をにらんで市況関連銘柄を仕込むに良いタイミングと考える。
小松

最終更新:6月24日(月)16時43分

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