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ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ユーロドル、3日続伸

6月22日(土)6時04分配信 トレーダーズ・ウェブ

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3日続伸。終値は1.1369ドルと前営業日NY終値(1.1293ドル)と比べて0.0076ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に発表されたユーロ圏の製造業・サービス部門PMI速報値が良好な内容となったことから、全般ユーロ買いが先行。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれた買いも入り、一時1.1378ドルと3月22日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。米国の早期利下げ観測を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが入りやすい面もあった。
 なお、ユーロポンドは一時0.8946ポンドまでユーロ高・ポンド安が進んだ。ユンケル欧州委員長が「英国のEU離脱を巡る再交渉には応じない」との見解を示したことにユーロ買い・ポンド売りで反応した。
 メイ英首相の後任を選ぶ英与党・保守党党首選では、ボリス・ジョンソン前外相とジェレミー・ハント外相が決選投票への進出を決めた。現在、EUからの合意なき離脱も辞さない強硬離脱派のジョンソン氏がリードしていることから、合意なき離脱への警戒感が高まっている。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は107.32円と前営業日NY終値(107.30円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。6月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回ったことで円買い・ドル売りが先行したものの、5月米中古住宅販売件数が予想を上回ったことが分かると買い戻しが優勢となり、一時107.74円と日通し高値を付けた。ダウ平均が一時150ドル超上昇し、昨年10月3日に付けた史上最高値26951.81ドルに迫ったことも相場の支援材料。
 ただ、米国の早期利下げ観測を手掛かりにドルの戻りを売りたい向きは多く、上値は限られた。米商務省が中国企業に対する新たな禁輸措置を導入したと伝わると米国株相場が失速。ダウ・ナスダックともにマイナス圏に沈んだことが相場の重しとなり、一時107.30円付近まで下押ししている。
 この日は米金融当局者の発言が相次いだ。クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長は「持続的な景気拡大のために適切な行動をとる」と述べたほか、18-19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを求めたブラード米セントルイス連銀総裁は「インフレ低下と経済成長の減速見通しを考慮し利下げを主張した」と説明。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「政策金利を0.50%引き下げ、目標を達成するまで利上げは実施しないとのコミットメントを示すことが最善だ」などと述べた。

 ユーロ円は4営業日ぶりに反発。終値は121.99円と前営業日NY終値(121.17円)と比べて82銭程度のユーロ高水準。ドルやポンドに対してユーロ高が進んだ影響を受けて円売り・ユーロ買いが先行。前日の高値121.92円を上抜けて一時122.13円まで上値を伸ばした。

本日のレンジ
ドル円:107.05円 - 107.74円
ユーロドル:1.1283ドル - 1.1378ドル
ユーロ円:120.95円 - 122.13円
中村

最終更新:6月22日(土)6時04分

トレーダーズ・ウェブ

 

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