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長期金利マイナス0.185%、黒田総裁発言受けて市場は下限を模索

6月20日(木)9時48分配信 Bloomberg

(ブルームバーグ): 長期金利がマイナス0.185%と2016年8月以来の低水準を更新した。日本銀行の黒田東彦総裁が金融政策決定会合後の会見で、長期金利の変動幅について柔軟な姿勢を示したことを受けて、市場は日銀が許容する下限を試す動きをみせている。

20日の国債市場では、長期金利が米国の早期利下げ観測を背景に午前の取引でマイナス0.16%まで低下。いったんは2年10カ月ぶりの低水準を連日で更新したことに対する警戒感からマイナス0.15%に戻したが、午後の黒田総裁による長期金利の変動幅の柔軟化に関する発言を受けて、買い圧力が再び強まった。長期国債先物は一時154円11銭と過去最高値を更新し、新発10年物の国債利回りはマイナス0.185%まで水準を切り下げた。

黒田総裁の会見記事はこちらをクリックしてください

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「総裁発言は、マイナス0.2%ががちがちに固まっている下限というわけではない、絶対的な下限ではないということではないか」と指摘。長期金利のマイナス0.2%は「絶対的な下限ではないという意識が強まったと思う。市場は試したくなっている。試せる余地ができている」と言う。

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

背景

(c)2019 Bloomberg L.P.
Kazumi Miura, Kiyo Sakihama

最終更新:6月20日(木)17時30分

Bloomberg

 

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