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明日の株式相場見通し=続伸か、リスク選好モードのスイッチ入る

6月20日(木)17時35分配信 みんなの株式

(写真:みんなの株式)
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現在値
ソーバル 1,145 +8
ドーン 1,154 -14
システムD 742 +24
Fリテイリ 65,740 +520
 あす(21日)の東京株式市場は、引き続きリスクオンの流れに乗り、日経平均は上値を指向する展開が想定される。

 FOMCではFRBがハト派寄りに大きく傾斜した金融政策スタンスにあることが確認され、年内利下げの思惑が確信に変わった。事前の利下げ期待が強過ぎた嫌いもあったため、反動安の懸念も当然意識されたが実際そうはならなかった。ただし、前日のNYダウの上昇は小幅にとどまっている。一方、外国為替市場では米利下げに伴う日米金利差縮小のシナリオに乗る形でドル売りの動きを誘発、一時1ドル=107円台半ばまで一気にドル安・円高が進んだ。本来であれば、これはきょうの東京市場にとってかなりインパクトが強い逆風材料となるところだったが、輸出セクターで円高に“敬意を表した”のは為替感応度の高い自動車株くらいのもので、あとは総じて強さを発揮した。

 日経平均は結局128円高で着地、終盤やや伸び悩んだとはいえ、2万1000円台半ばに歩を進めた。売買代金は相変わらず低調ながら、目先は全体相場の振り子が相当な勢いでリスクオンに振れていることを示唆するものとなった。世界的な金融緩和の流れを背景に不動産株が買われたこともそれを象徴する。普通なら日銀の金融政策決定会合と引け後の黒田日銀総裁の記者会見“結果待ち”であったはずだが、きょうの不動産株の上昇は以前の“日銀プレー”とは全く趣きの違うものだった。

 個別で、目にとまるのはファーストリテイリング <9983> の株価の強さ。あまりの強調展開に薄気味悪さすら感じる。同社株の最高値街道まい進は、ファンダメンタルズを素直に評価したものではなく、機械的な資金流入による部分が大きいことは明白だ。全体指数押し上げのツールと化している印象は拭えない。同社株が崩れれば全体相場の上昇トレンドが崩壊するというような単純なものではないにせよ、今の日経平均の上昇に際し、多くの市場関係者が抱いている違和感は同社株の値動きに代弁されている。

 とはいえ、ファーストリテが明日にでも大天井を打つような気配はない。実際、大口投資家がこの巨大な歯車に空売りを仕掛けたはいいが、そのまま順回転に巻き込まれ多大なロスを被ったという話も聞かれる。違和感が相場の変調に反映されるタイミングはいずれ訪れるかもしれないが、今はおそらくまだその時期ではないのであろう。

 こうしたなか、中小型株で投資対象として妙味があるのは為替相場の影響を受けにくい内需系の銘柄ということになりそうだが、具体的には企業の旺盛なIT投資意欲に支えられた構造的な需要を捉える銘柄群。何やら言い回しとしては分かりにくいが、ひとことで言えばソフト開発周辺株に再び物色の矛先が向きやすくなっている。チャートの形のいいものでは技術者派遣と受託開発を両輪とするソーバル <2186> 。更に業務ソフトを開発販売するシステム ディ <3804> も短期筋にとっては食指の動くチャート。板は薄いがGISソフト開発のドーン <2303> なども1000円トビ台は買いに分がある局面に見える。

 日程面では、あすは5月の消費者物価指数、海外では米5月の中古住宅販売件数の発表などが予定されている。(中村潤一)

出所:minkabuPRESS

みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新:6月20日(木)17時35分

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