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〔東京外為〕ドル、107円台後半=黒田発言受け戻す(20日午後5時)

6月20日(木)17時48分配信 時事通信

 20日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、黒田日銀総裁会見を受け、1ドル=107円台後半に小戻した。午後5時現在、107円67~67銭と前日(午後5時、108円38~42銭)比71銭のドル安・円高。
 早朝は108円10銭近辺でもみ合いだったが、午前9時以降は米連邦公開市場委員会(FOMC)利下げ示唆を受けた時間外の米長期金利低下を材料に、107円50銭台に下落した。仲値にかけて国内輸入企業のドル買いも入ったが、「米長期金利の2%割れで勢いづいたドル売り圧力に相殺された」(外為仲介業者)。
 その後は、売りが一巡したものの「FOMCに続いて、何かしらあるのではと期待された日銀金融政策決定会合が現状維持だった」(国内銀行)ことから再び弱含んだ。
 午後は「日銀総裁会見を控えて様子見ムード」(FX会社)が強まる中、黒田日銀総裁が午後3時半からの記者会見で「物価上昇の勢いが損なわれればちゅうちょなく追加緩和を検討する」などと述べたことから、107円70銭台に上昇した。
 市場では、株価の動向に注目する向きが多い。「米利下げ示唆を好感した株高が、ドル円を下支えしているので、株安に転じればドル売りが加速する」(同)とみられている。マーケット関係者からは「株安要因となり得る米中首脳会談の行方を見守りたい」(同)との声が聞かれた。
 ユーロは対円で上昇、対ドルでは小高い。午後5時現在、1ユーロ=121円64~64銭(前日午後5時、121円39~39銭)、対ドルでは1.1297~1297ドル(同1.1200~1200ドル)。(了)

最終更新:6月20日(木)20時28分

時事通信

 

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