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欧州マーケットダイジェスト・18日 株高・金利低下・ユーロ安

6月19日(水)3時25分配信 トレーダーズ・ウェブ

(18日終値:19日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=108.45円(18日15時時点比△0.17円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=121.41円(▲0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1195ドル(▲0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:7443.04(前営業日比△85.73)
ドイツ株式指数(DAX):12331.75(△245.93)
10年物英国債利回り:0.807%(▲0.043%)
10年物独国債利回り:▲0.320%(▲0.076%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)       <発表値>   <前回発表値>
4月ユーロ圏貿易収支
季調済            153億ユーロの黒字 186億ユーロの黒字・改
5月ユーロ圏HICP改定値
前年比                1.2%      1.2%
6月独ZEW景況感指数         ▲21.1       ▲2.1

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは下落。ドラギ欧州中央銀行(ECB)がECB年次フォーラム冒頭演説で、「(経済・物価情勢が改善しなければ)追加の刺激策が必要になる」などと述べたと伝わると、独10年債利回りが一時▲0.328%前後と過去最低を更新しユーロ全面安の展開となった。6月独ZEW景況感指数が▲21.1と予想の▲5.8を大幅に下回ったことも相場の重しとなり、18時30分過ぎに一時1.1181ドルと3日以来の安値を付けた。
 プラートECB専務理事が「欧州圏の賃金やインフレは回復している」と発言したと伝わったこともあり、一時1.1213ドル付近まで下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。

・ドル円は下値が堅かった。ユーロ円の下落につれた円買い・ドル売りが先行し、欧州序盤はじり安の展開となった。その後、新潟県村上市で震度6強を観測する地震が発生し、新潟・山形・石川各県の沿岸に津波注意報が出されるとリスク回避目的の円買い・ドル売りが優勢となり、22時30分過ぎには一時108.06円と日通し安値を付けた。
 ただ、トランプ米大統領がツイッターで「習近平・中国国家主席と良い電話会談を行った。来週日本で開催されるG20大阪サミットで協議を継続する」との見解を示すと、米中協議の進展期待からダウ平均が400ドル超上昇。ドル円にも買い戻しが入り、一時108.68円と日通し高値を付けた。
 大手ベンダーが関係者の話として「ホワイトハウスは2月にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長降格について法的に可能か検証していた」と報じると、108.23円付近まで急失速したものの、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「トランプ米大統領はパウエルFRB議長の地位変更を検討していない」と明らかにするとすぐに持ち直した。

・ユーロ円は低調な独経済指標やドラギECB総裁のハト派発言をきっかけに円買い・ユーロ売りが先行すると121.07円と日通し安値を付けたものの、ドル円が持ち直すとユーロ円にも買い戻しが入り121.68円付近まで下げ幅を縮めた。

・ポンドドルはもみ合い。英与党・保守党党首選で欧州連合(EU)から強硬離脱も辞さないとするボリス・ジョンソン前外相が優位を保つ中、「合意なき離脱」の可能性を警戒した売りが先行。21時30分前に一時1.2506ドルと1月3日以来約5カ月半ぶりの安値を付けた。ただ、日本時間19日2時の第2回投票結果公表を前にポジション調整目的の買いが入ると1.2561ドルと日通し高値を付けた。
 なお、保守党党首選の第2回目投票では前回114票を獲得し首位となったジョンソン前外相が126票獲得し首位をキープしたが、目立った反応は見られなかった。

・ロンドン株式相場は続伸。ドラギECBの「(経済・物価情勢が改善しなければ)追加の刺激策が必要になる」との発言を受けて、欧州の主要株式相場が上昇した流れに沿った。リオ・ティントやグレンコアなど素材セクターや、BPやロイヤル・ダッチ・シェルなどエネルギーセクターの上昇が目立った。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反発。ドラギECBがこの日の講演で追加緩和の可能性に言及したことを受けて、買いが膨らんだ。個別ではティッセン・クルップ(5.10%高)やアディダス(4.00%高)、RWE(3.84%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。ECB総裁のハト派発言を受けて、独10年債利回りは一時▲0.328%前後と過去最低を付けた。仏10年債利回りは初めてマイナス圏に入った。
中村

最終更新:6月19日(水)3時25分

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