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【これからの見通し】米FOMC控え動きにくいが、株式動向には注意

6月18日(火)15時45分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】米FOMC控え動きにくいが、株式動向には注意

 東京市場では円高の動きが広がっている。豪中銀議事要旨で追加緩和の必要性が示されたことで豪ドル売りが広がった。豪ドル円の下落をきっかけにドル円やその他クロス円が総じて軟化している。ドル円は108.20台までの下落となっており、108円の大台は維持されている。

 日経平均はドル円の下押しを嫌って下落したが、豪州株は追加緩和期待で上昇。また、香港行政長官が日本時間午後5時に記者会見を行うとの発表を受けて香港株が期待先行で買われている。各国の長期金利が低下しており、主要国全般に金融政策のハト派度合いが強まることが期待されている。株式市場にとってはフェーバーな状況となっている。

 ただ、ここで注意したいのがまさしくその株価動向。世界景気鈍化、米中などの貿易問題、中東地政学リスクなどネガティブな材料が金利低下圧力の背景となっていることを忘れてはならない。緩和期待の薬効が切れた時が懸念される。きょうはFOMC待ちのムードで取引手控えとなるそうだが、商いが薄くなる可能性がある。念のため株式動向に注意を払っておきたい。

 この後発表される経済指標は、ドイツZEW景況感指数(6月)、ユーロ圏貿易収支(4月)、ユーロ圏消費者物価指数・確報値(5月)、米住宅着工件数および住宅建設許可件数(5月)などの発表が予定されている。欧州経済指標は景況感、物価ともに弱含むことが予想されており、市場の長期インフレ期待が一段と低下する可能性があろう。米住宅関連指標は、いずれもほぼ前回並み水準が予想されており、市場の反応は比較的限定されそうだ。

 講演関連では、ECBフォーラムでドラギECB総裁やカーニー英中銀総裁の講演が予定されている。ECB総裁は直近のECB理事会結果を踏まえた内容となりそうだ。フォワードガイダンス延長など、より緩和的な内容が期待される。一方、カーニー英中銀総裁は今週木曜日の英MPC会合を控えており、金融政策への具体的な言及は避けられる可能性があろう。ジョンソン氏優勢の次期保守党党首選が行われるタイミングもあって、合意なき離脱関連の発言がありそうだが、どうか。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:6月18日(火)15時45分

みんかぶFX

 

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