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NYマーケットダイジェスト・14日 株安・金利低下・ドル高

6月15日(土)6時30分配信 トレーダーズ・ウェブ

(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=108.56円(前営業日比△0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=121.69円(▲0.53円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1208ドル(▲0.0068ドル)
ダウ工業株30種平均:26089.61ドル(▲17.16ドル)
ナスダック総合株価指数:7796.66(▲40.47)
10年物米国債利回り:2.08%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=52.51ドル(△0.23ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1344.5ドル(△0.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは3日続落。独10年債利回りが一時▲0.270%前後と過去最低を付けたことでユーロ売り・ドル買いが先行。5月米小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことが分かると全般ドル買いが活発化し、一時1.1203ドルと5月31日以来の安値を付けた。オセアニア通貨に対してドル買いが強まった影響も受けた。
 米商務省が発表した5月米小売売上高は予想をやや下回ったものの、4月分が上方修正されて3カ月連続の増加となった。また、FRBが公表した5月米鉱工業生産指数は予想より強い内容となった。

・オセアニア通貨は軟調だった。豪ドル米ドルは「RBAは11月に政策金利を0.75%まで引き下げると予想」との豪銀レポートを手掛かりに売りが進行。一時0.6861米ドルと1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値を更新した。NZドル米ドルはオセアニア時間に発表された5月NZ製造業PMIが2012年12月以来の水準まで悪化したことを受けて、一時0.6489米ドルと5月23日以来の安値を付けた。

・ドル円は反発。日本時間夕刻に一時108.16円と日通し安値を付けたものの、米小売統計が「まずまず堅調な内容だった」と受け止められると一転円売り・ドル買いが優勢に。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響も受けて、2時過ぎには108.59円まで上値を伸ばした。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.58まで上昇している。

・ユーロ円は3日続落。オセアニアのクロス円が下落した影響で円買い・ユーロ売りが入ったほか、ユーロドルの下落につれた売りが出て一時121.59円と日通し安値を付けた。

・ポンドは軟調。英国のEU離脱問題を巡る先行き不透明感からポンド売りが先行。ポンドドルは一時1.2580ドル、ポンド円は136.52円までポンド安に振れた。
 なお、前日に実施された英与党・保守党党首選の第1回の投票では強硬離脱派のボリス・ジョンソン前外相が2位に2倍を超える大差をつけてトップに立った。ジョンソン氏は本日の英BBCラジオとのインタビューで「10月31日までにEUを離脱する」と宣言した。なお、ハンコック保健相が撤退を表明したため、10名いた候補者は6名に絞られ、18日に第2回投票が実施される。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反落。中国国家統計局が発表した5月鉱工業生産が約17年ぶりの低い伸びとなったことで、需要の減少が鮮明に。世界景気の先行き不透明感が意識されて米株にも売りが先行した。ただ、この日発表の米小売統計が「まずまず堅調な内容だった」ことから、買いも入りやすくダウ平均はプラス圏を回復する場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。半導体大手ブロードコムが通期売上高見通しを下方修正したことを受けて、半導体関連株に売りが出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続伸。5月中国鉱工業生産が約17年ぶりの低い伸びとなったことで、世界景気の先行き不透明感が意識されて債券買いを促した。ただ、5月米小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことから、相場の上値は重かった。

・原油先物相場は続伸。時間外では売りが先行。昨日のOPECに続いて、IEAが19年の世界の石油需要見通しを下方修正したことが材料視された。もっとも、NY勢が本格参入すると買いが強まり、WTI7月限は52ドル後半まで一時上昇した。昨日のオマーン湾でのタンカー攻撃で米とイランの軍事的緊張が高まり、中東の地政学リスクが再び意識された。

・金先物相場は小幅に4日続伸。昨日に高まった中東を巡る地政学リスクは本日も意識され、時間外取引のロンドン序盤には1362ドル台まで大きく値を上げた。ただしその後に為替相場でドル高が進行すると、ドル建ての金先物は割高感による利益確定売りに傾き、週引けにかけては上昇幅を大きく縮めて終えた。
中村

最終更新:6月15日(土)6時30分

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