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<話題>事業法人が9週連続の買い越し

6月14日(金)17時30分配信 モーニングスター

 今週(10-14日)目に付いたのは、10日のマーケット。現地7日の米国で5月の非農業部門の雇用者数が前月比7万5000人増と市場予想を大きく下回ったことで、米10年債利回りが急低下。これにより、利下げへの期待感が広がる中、NYダウは取引時間中に前日比352ドル高の2万6072ドルまで上昇。5月10日以来、約1カ月ぶりに2万6000円台を回復し、これを受けて日経平均株価は前週末比249円高の2万1134円で終えた。

 しかし、その後はNYダウも日経平均も狭いレンジでもみ合う展開。NYダウは大きな節目である2万6000ドル絡みに突入しており、日経平均も節目の2万1000円絡みでお付き合いしている印象だ。

 そうした中、13日引け後に東証が発表した6月第1週(3-7日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)によると、「事業法人」が1726億円の買い越しで、9週連続の買い越し。ちなみに、今年に入って22週が経過したが、そのうち「事業法人」が売り越したのは2週のみ。累計の買い越し額は1兆7440億円に達している。

 その多くが自社株買いと見られるが、決算発表で、終わった期の業績が計画未達だったり、新しい期に減益を見込んだりと、投資家の失望売りを誘いそうな状況下で自社株買いを打ち出すケースが非常に増えており、そうした企業の株価は、いったん下落してもその後下値を切り上げているケースが案外多い。日米ともに、全体相場は当面、もみ合いそうなだけに、業績予想が保守的と見られる自社株買い常連銘柄は要注目だろう。

提供:モーニングスター社

最終更新:6月14日(金)17時30分

モーニングスター

 

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