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明日の日本株の読み筋=上値の重い展開か、戻り売り警戒

6月10日(月)17時20分配信 モーニングスター

 あす11日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開か。戻り売りが警戒されるゾーンに入り、手掛かり材料が乏しいようだと、目先一服につながる可能性がある。トランプ米大統領は現地7日にメキシコへの関税発動を見送ると表明した。メキシコが不法移民流入を防ぐ対策を取ることで米国と合意し、両国間の問題は取り敢えず収束した。一方、米中貿易問題につていは何ら進展しておらず、ネック要因として引き続き意識される。

 10日の日経平均株価は大幅続伸し、2万1134円(前週末比249円高)引け。5月29日以来の2万1000円台回復となった。米利下げ期待の強まりを背景に前週末の米国株式が連日で上昇。米国の対メキシコ関税見送りが相場を後押しするとともに、黒田日銀総裁の大規模緩和への発言が伝えられ、円が対ドルでやや弱含んだこともあり、上げ幅は一時280円を超えた。この日は、25日移動平均線(2万1101円)や26週線(2万1067円)を超えてきたが、この先は13週線(2万1442円)、75日線(2万1451円)などテクニカル上の抵抗線が控える。市場では、「水準的には商いをこなしたレベルであり、戻り売りが出てくる」(中堅証券)との声は根強い。また、東証1部の売買代金は1兆9516億円(前週末3156億円)と復調してきたが、3営業日連続の2兆円割れ。市場エネルギーがさらに膨らんでこないと一段高は難しいとの見方も出ている。

提供:モーニングスター社

最終更新:6月10日(月)17時20分

モーニングスター

 

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