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レオパレスが第三者委報告後に会見(全文5完)退任者の復帰は想定していない

5月30日(木)13時38分配信 THE PAGE

記者会見場の模様
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記者会見場の模様
 賃貸アパートの施工不良問題で、レオパレス21は29日夕方、第三者委員会による最終報告書の公表後に記者会見を開いた。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「施工不良問題 レオパレスが第三者委の報告後に会見」に対応しております。

     ◇     ◇

最終報告書をどう受け止めるのか

毎日新聞:毎日新聞の石田と申します。宮尾さんにお伺いします。現状の入居率、最新のものがあれば教えてください。

宮尾:4月の段階が82.3%ぐらいだったと存じますが、ちょっと最新の情報は持ってません。ただ、基本的に4月、5月はあまり変わらないということで計画を組んでおります。

毎日新聞:今回の外部調査委員会の最終報告書、かなり厳しい表現もありましたが、今後、【***ヨサン** 01:06:01】などについて影響あるなし、どのように見てらっしゃいますか。

宮尾:外部調査委員会の原因究明等につきましては私どもも非常に重く受け止めております。真剣に受け止めております。ただ、先ほど申し上げましたとおり、企業さまに対してもしっかりご説明もしながら事業活動を推進してまいりたいというふうに思っております。

毎日新聞:あとすみません。冒頭の質問にありました、深山社長の取締役も退かれるということはそもそも決まって、そういうふうなおつもりだったということで理解していいのか、それともその後の状況の変化で取締役さえ退こうということだと。ちょっと理解ができなくて。

深山:もう5月10日の時点では、私自身は社外と社内で取締役で、宮尾を含む常務以上のところで話し合いをしまして、もう内定はしてました。ただ手続き的なものによって、そこまでのことには言及しなかったっていうのが事実でございます。ただ退任の意向というのはもう決まってました。それはみんな認めておりました。

毎日新聞:もう1つだけ。外部委員会も指摘した企業風土というものなんですけれども、当時、二十数年前だけでなくそれはやっぱり、現経営陣に対しても受け継がれてしまったというような話がありました。今回、新たに社内外一斉に、新たな取締役でもやはり社内でずっとそうやってこられたと。深山さん含めてですね。その辺り、経営体制一新されるということではあるんですが、どのように改善されていきたいのか、宮尾さん、その意気込みというかですね。

宮尾:1つはやはり従業員との対話の活性化を図ってまいりたいと思います。いろいろご指摘のありました企業風土ということをどう変えていくかというのが一番大きな自分の責務だと思っておりますので、そのためには先ほど冒頭申し上げましたとおり、経営層だけが何か動くということは無理でございます。従業員と同じ、最終的には途中途中、いろいろ意見が異なるのはいいと思いますが、最終的に方向性をみんなで納得して決めれる、それで実行するという、そういう会社に生まれ変わるように実行してまいりたいと思っております。

問題終息の時期をどう考えているのか

日本経済新聞:日経新聞の【カメイ 01:08:44】と申します。幾つかお願いします。宮尾さんに伺いたいんですけれども、問題終息の時期をどのように考えているかっていうのを教えてください。

宮尾:まず国土交通省からも一定の期限を申しつかってございます。そこに、その期限を目標に経営資源を投入して全力で当たってまいりたいというふうに思っております。

日本経済新聞:そうするといろんなステータスがあると思うんですけど、調査の終了だったりとか、保守工事の完了だったりとか、最終的には入居率の回復と。そうすると、入居率今期の見通しが85と見通されてますけど、今期中に問題終息するという理解でよろしいですか。

宮尾:はい、左様でございます。ですから、今期の入居率の計画はお示ししたとおりでございますけれども、今期この問題解決をして、来期には全力、いわゆる会社全体で全ての物件を補修できるという形で業績の回復を図ってまいりたいと思ってます。

日本経済新聞:今期の見通しなんですけれども、この問題が出てから1年間、ないと言っていたのが追加でありましただったりとか、もうこれ以上必要ないと言ってた特別損失を何度も計上されたりとか、いろんなことが二転三転されてきたと思うんですけど、そういった観点からいうと、今期、今走っている期において、特別損失の計上だったりとか、新たな不備の問題は出てこないというふうに理解してよろしいんでしょうか。

宮尾:現時点で、今回のものもそうでございましたけれども、全棟調査の過程で、私どもでいろいろこういう不備をご公表しております。その今の段階で、全棟調査を行っている進捗中ではございますけれども、この段階で見いだしたものは全て発表したとおりでございます。これでもう発生がしないように願ってもいますし、今その進捗が進んでおるというふうに思っております。

手順の増加は不正を生みかねないのでは?

日本経済新聞:あとすみません、再発防止策についてちょっと教えていただきたくて。これだけ分厚い資料を用意されて、肝いりだとは思うんですけど、実効性について教えてほしいんですけど、あらゆる手順が増えることによって商品のリリースの期間が長くなったりだったりとか、引き渡しの期間とか長くなるかなと思うんですけど、業績を達成しなくちゃいけないというプレッシャーがありつつ、こういった手順がある、増えるってことは、現場の方が結局急いでしまって、また不正に手を染めてしまう、不正が生まれてしまうっていうふうになりかねないと思うんですけど、それについてはいかがですか。

宮尾:おっしゃる点もございますが、まず1つには当社の売り上げ全体でいきますと、この建築請負に掛かる部分、不動産も含めましても、売り上げの構成としては10%ちょっとというところでございます。ですからおっしゃったような商品のリリースに時間が掛かるということもあろうかと思いますが、それが全体に及ぼす影響というのは、逆にこういったリスクを抑えるといったほうが、将来的にも会社の浮上にもつながってくるというふうに思っています。

日本経済新聞:あとすみません、退任される7人の方が、一部残る方もいらっしゃると思うんですけど、残るっていうのも、一時的に全員7人一気に抜けてしまうと影響が大きくするから、ある程度問題が終息してからはもう会社には関わらない、完全に籍を置かないという理解なのか、それとも今後も居座り続けてといいますか、関わりを持ち続けてなんらかの形で復帰されるというのを考えてらっしゃるのか、そこら辺をお願いします。

宮尾:お1人お1人、いわゆる執行での役割というのもいろいろ変わってございますので、時点時点で判断をしてまいりたいと思っております。特に7名の方に何か問題があったというふうに、直接的なものは考えておりませんので、いったんお示しした内容で考えております。

日本経済新聞:そうすると含みがあって、復帰もされているような感じ、復帰も検討に入れているような感じに受け止めちゃうんですけど、今の時点ではこれしか言えないっておっしゃるんでしたら、復帰だったりとか関与がまた強まるっていうのを視野に入れてるのかなというふうに私は一瞬捉えたんですが、そうなんですか。

宮尾:というのは、現社長の復帰という?

日本経済新聞:だったりとか、ほかの取締役の方だったりと。

宮尾:私が申すのはどうかと思いますが、想定はしておりません。

日本経済新聞:ありがとうございます。

司会:では、ジャケットの方。

期限内に改修は完了できるのか

産経新聞:産経新聞の【ヒラオ 01:13:40】といいます。すいません、今の質問、最初の、今の方の質問とちょっとかぶるところがあるんですけども、国交省との指導からでいけば、夏末、この夏の前までに昨年発表した施工不良については改修を完了すると。2月以降、発表したものについても基本的には10月までに調査を終えることと、10月までに施工の開始を完了するというふうに言われてます。

 実際に今日も新しく施工不良が発覚したりとか、まだ全棟調査も完全に終わってない中で、その2つの大きなタイミング、これを本当に経営資源を全て集中して完了させることができるのか、できなかった場合には誰がどういった責任を取るのか、どういうふうに考えていらっしゃるのかお願いします。

平坂:今、施工の体制につきましては、職人の募集も含めて、とにかく終わる体制を構築すると。職人の数でいくとだいたい4000名ぐらいの職人を今、集めるという形でやってございます。だいたいめどは見えております。あと、先ほどもちょっと申したとおり、今回の不備と申しますのも、今まであった、例えば小屋裏の隙間、それと同じ物件になりますので、工事は同時並行でやっていくという形で、私どもといたしましては今、国土交通省からご指示いただいてる期限、これに間に合わせるという前提で今、進めております。今の段階で間に合わないというような考えは持ってございません。

産経新聞:じゃあその場合、間に合わなかった場合がかなり見えてきてるような気がするんですが、その場合は次の新体制が責任を取るということですか。また、その場合はこういった形で社長交代が起こるというようなこともありうるわけですか。

宮尾:すいません、私どもはその期限に間に合わせるべく、最大限の努力を払ってまいりたいと思っております。それを超える過程については今、答えは持ち合わせてないというふうにご理解いただければと思います。

司会:ほかはどなたかいらっしゃいますでしょうか。

過去の経営陣に損害賠償を求める考えは?

東洋経済新報社:「東洋経済」の松浦です。教えていただきたいんですけれど、外部調査委員会の報告書で、一応、過去の経営陣に関してある程度、責任があるということを認定されたという認識でよいのかということと、そこに対してなんらかの損害賠償ですとか責任を求めていくというような考えがあるかどうか教えてください。

宮尾:本件につきましては調査報告書を受け取ったところでございますが、今後、内容を精査し、要否については検討してまいりたいというふうに思っております。

東洋経済新報社:非常に注目度も高いので、どの程度の期限をもって検討されるのかというのを、可能であれば明示していただきたいんですが。

宮尾:ちょっとわれわれの検討がどれぐらい要するかというのは、今はちょっとお答えづらいところでございます。申し訳ございません。

東洋経済新報社:分かりました。もう1つ。こちらに出てる再発防止策のコンプライアンスファーストですとか、またかなりトップダウンの改善策が出てきたかなという印象はあるんですけれど、これはかつてもトップダウンの体制が問題だったと指摘があったところに、またトップダウンかという気もしたんですが、この辺はどうでしょうか。

宮尾:トップダウンと言われるのはいかがなものかなというふうに思ってますが、いわゆる一緒になってやっていく従業員の人間がどう判断するか、考えるかというところだと思いますが、そこについては真摯に向き合って対話を重ねてまいりたいというふうに思ってます。

東洋経済新報社:ありがとうございます。

司会:ほかはいかがでしょうか。

新たな63棟は前の調査結果とかぶっていないのか

共同通信:すいません、共同通信の【アライ 01:18:21】です。ホームページで全棟調査の調査結果を公表してると思いますが、4月末時点で今、だいたい計1万5600ちょっとの数字が出てると思うんですけど、今回の仕様への不適合で新たに分かった63棟っていうのは、こちらはかぶっていらっしゃるんですか、それともプラスになるんでしょうか。

蘆田:先ほどご報告しましたとおり、不備の棟数としましては63棟中58棟、小屋裏と界壁の不備の中に含まれてございます。

共同通信:その5棟は関わらないということですか。

蘆田:小屋裏と界壁の不備はなかったということでございます。

司会:ほかはいかがでしょうか。では、よろしければこれで会見のほうを終わらせていただきたいと思います。

宮尾:本日お集まりいただき、誠にありがとうございます。本日ご報告いたしました再発防止策を確実に、速やかに実行すること、そして施行不備問題の改修・補修工事を1日でも早く完了させて、オーナーさま、入居者さま、そして株主さまを含め、多くのステークホルダーの方々の期待・信頼に応えるべく邁進してまいりたいと思います。本日は誠にありがとうございました。

(完)【書き起こし】レオパレスが第三者委報告後に会見

最終更新:5月30日(木)13時38分

THE PAGE

 

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