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明日の戦略-薄商いも終日しっかり、新興優位の流れが強まるか

5月27日(月)16時44分配信 トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は3日ぶり反発。米国株高を受けて上昇して始まると、序盤こそ下げに転じた後に上げ幅を3桁に広げるなど荒い動きもみられたが、開始1時間以内にきょうの高安をつけ、その後は値動きが落ち着いた。今晩の米国株が休場であることに加えて、日米首脳会談も貿易面での交渉は先送りされるとの報道が多く流れる中、売買自体が手控えられた。後場は値幅が30円程度にとどまり、プラス圏で静かな動きが引けまで続いた。終値は65円高の21182円。東証1部の売買代金は概算で1兆4700億円と極めて低水準となった。業種別では鉱業、電気・ガス、石油・石炭などが上昇した一方、水産・農林、パルプ・紙、繊維などが下落した。刺すヒアルロン酸化粧品「ヒアロディープパッチ」の注文が殺到していることを発表した北の達人コーポレーションがストップ高。半面、立会外分売の実施を発表したヴィスコ・テクノロジーズが売りに押された。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1293/値下がり734と買いが優勢。ソフトバンクGやファストリ、ソニーなどに買いが入り、前週に安値圏で切り返した村田製作所の動きの良さが目立った。ただ、全般的には手掛かり難の中、値動きのある中小型株に資金が殺到する展開。トビラシステムズやグッドスピード、ハウテレビなど直近上場株の多くが急伸した。極東産機やフレアスはテレビ番組で取り上げられることを材料にストップ高まで買われるなど、過熱感の強い動きもいくつか散見された。一方、下落ではZOZOの弱さが目立った。任天堂やファナックが軟調。日本電産やディスコなどハイテク関連はまだ売られるものも多く、スクリーンは3%超の下落で年初来安値を更新した。個別には派手に動く銘柄も多かった中、北日本紡績や倉元製作所、フジタコーポなど直近急伸銘柄の多くが手じまい売りに押されて値を崩した。

 日経平均は3日ぶりに反発。薄商いで投資家不在の印象が非常に強かったが、場中にも安倍首相とトランプ米大統領の良好な関係を印象付ける映像が多くメディアで流れる中、終日しっかりとした動きが続いた。本日は米英市場が休場のため、あすは材料難が予想される。そのような中、新興市場の動向に注目しておきたい。きょうはマザーズ指数が1.4%高となり、日経平均(0.3%高)を大きくアウトパフォームした。不安定な地合いの中でリスクを取りに行く動きが積極化するようなら、全体も下値不安が和らぎ、底固めが進むと期待できる。
小松

最終更新:5月27日(月)16時44分

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