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<米国株情報>米クアルコムが独禁法違反、「法外」な特許権使用料と米連邦地裁が指摘

5月24日(金)10時07分配信 モーニングスター

現在値
野村 NASDAQ-100ETF 8,290 -20
野村 NYダウ30種ETF 28,200 -170
P500米株 3,390 -20
P500 ETF 31,400 -150
SAM NYダウETF 25,360 +70
 米携帯電話向け半導体大手クアルコム<QCOM>の株価が22日の寄り付き前の取引で、一時、13%も急落した。米カリフォルニア州の地方裁判所が21日夕、クアルコムが独占禁止法に違反したとの判断を下したことが嫌気された。

 17年1月、FTC(米連邦取引委員会)はクアルコムのQTL(ライセンス・ロイヤルティー)事業が反トラスト法(独禁法)に違反しているとして提起していた。地裁はクアルコムが米IT大手アップル<AAPL>などスマートフォンなどのモバイル端末メーカーに対してインターネット接続などの機能に関するクアルコムの特許権の使用に関して法外なロイヤルティー(特許権使用料)を課していると指摘。FTC(米連邦取引委員会)の主張を全面的に認める判決を言い渡した。また、

 同地裁はクアルコムに対し、取引先の端末メーカーと再協議するよう命じた。再協議に当たっては取引先企業への部品供給を停止することがないように、また、是正措置が今後7年間維持されるように監視するとしている。特定の企業との間で、モデムチップなどの独占供給契約を結ぶことも禁じた。

 クアルコムは同日、この判決を不服として上級裁判所に控訴する方針を明らかにした。

 市場では今回の判決がクアルコムのQTL事業の収益に打撃を与えるとみており、米富裕層向け金融サービス大手サスケハナ・ファイナンシャルは同日、顧客向けリポートで、クアルコムの目標株価を100ドルから85ドルに引き下げた。サスケハナは4月16日、クアルコムと特許権使用をめぐる問題で和解し、6年間のライセンス契約を結んだばかりのアップルが契約内容の見直しを求めて再協議する可能性があると指摘していた。

 クアルコムの株価は22日に10.86%安の69.31ドルと急落して引けた。ただ、翌23日は1.52%安の68.26ドルとやや落ち着き、時間外取引では小幅ながら上昇する場面もみられた。

<関連銘柄>
 NASD投信 <1545> 、NYダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
 SPD500 <1557> 、NYダウ <1679> 、NYダウブル <2040> 、
 NYダウベア <2041>

提供:モーニングスター社

最終更新:5月24日(金)10時07分

モーニングスター

 

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