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人気V系バンドマンからトップトレーダーに。700ニキの爆益トレード思考術

5月24日(金)8時31分配信 HARBOR BUSINESS Online

著書『賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む』
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著書『賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む』
 武道館でも公演を行う人気ビジュアル系バンドからトレーダーに転身。3回の退場、7億円もの誤発注……波乱の時を経て、国内最大級のサロン主宰者に君臨する700ニキ氏が明かす思考術とは!?

◆武道館ミュージシャンから、BTCFXとサロンオーナーで億り人に!

 港区の自宅は家賃100万円の高級マンション、車はフェラーリ。ハイブランドの最新コーデに身を固め、スマホ片手に爆益を上げる。20代にして栄華を極めたこの男こそ、個人トレーダーの700ニキ氏だ。

「確かに今は贅沢な暮らしをしていますが、決してここまでラクにきたわけではありません。人一倍、ドン底体験もしています」

 投資歴は7年。ビジュアル系バンドでドラマーとして活動するかたわら、トレードを開始したのは’12年のことだった。

「株、日経先物、為替、ビットコインFXと渡り歩いてきました。最初はヤフー掲示板で煽られる“養分”で過去3回、退場しています。’18年にはビットコインFXで700枚(7億円相当)の誤発注をしてしまい、10年かけて貯めた5000万円が一瞬で2500万円になってしまいました」

 これが名前の由来にもなった「700ニキ事件」である。損失を取り返そうとするも結果は裏目に。資産はなんと、100万円にまで激減してしまった。

 だが、ここから快進撃が始まる。

◆700ニキ流[爆益トレード思考術]

「もう引き下がれないという一心で一日20時間チャートを見続けていた。『今の自分に睡眠は贅沢』と考え、ベッドも捨てました」

 チャートに真正面から向き合う日々は、スキルの向上をもたらした。ツイッターで先出しトレードを行い、フォロワーは激増。わずか4日で100万円を1000万円以上にする復活も果たした。

「あらゆるトレード手法の可能性を探る時期でした。ここでわかったのは、トレードはメンタルが8割だということ。僕の得意な手法は数時間から2~3日のデイからスイングトレード。テクニカルはもちろん重視しますが、不思議なもので研究すればするほど削ぎ落とされていきました。一目均衡表やRSIなどインジケーターの研究も重ねましたが、今はあまり使っていない。チャートパターンと板から読み解くほうが精度が高いことに気づいたんです」

 ニキ氏が辿り着いた勝つための思考は、意外にもシンプルな結論だという。そんなカリスマトレーダーの思考術を追っていこう。

◆カリスマトレーダーの思考術

<法則1>リスクリワードを意識した損切りルールを徹底する

 ニキ氏が「もっとも重要」と語るのがこちら。

「どんなチャートの形でもエントリーする前に、損切りと利確のラインをあらかじめ決めること。そしてなにがあってもこのラインを厳守することです」

 損切りにかかった場合の損失と確定した場合の収益の比率を「リスクリワード」と呼ぶ。リスクリワードを意識してトレードすることは基本中の基本だ。

「リスクリワードにおいて決まった比率を僕は定めていませんが、いまやチャートを見ただけで感覚的に損切りラインを決めることができる。上がってくれ、下がってくれ、と含み損のときに“お祈り”してる時点で負け。そんなときは即、損切りです」

◆回数を積み上げて資産を築いていくイメージ

<法則2>期待値×試行回数=儲け。「投資は期待値」がすべて

 トレードの目的は資産を増やすこと。よって志向すべきは、期待値の高いトレード。その試行回数を増やしていくスタイルだ。

「優秀なトレーダーって、実はパチスロ上がりの人が多い。これって期待値が高い台を打ち続けて、収益を上げていくスタイルが身に染みているから。うちのサロンにも元パチプロの凄腕トレーダーが何人もいますが、期待値が高い局面をどう嗅ぎ取り、どう立ち回るかが収益を増やすコツです」

 この思考法の具体例が、チャートパターンと板を組み合わせた立ち回り。見るのは三角持ち合いと価格帯別出来高だ。

「チャートを見ていれば、損切りは浅く、狙う利幅は高くなる瞬間が来ることがあります。こうした“期待値が高い局面”できちんと立ち回れば、リスクは限定的で、大きな利幅を狙える。この回数を積み上げて資産を築いていくイメージです。無理な勝負なんて、する必要はありません」

◆自らの苦い経験を振り返り「損失は受け入れる」

<法則3>損失を受け入れること。取り戻そうと考えない

 自らの苦い経験を振り返りつつ、ニキ氏は次のように述べる。

「ほとんどの人間はこれができないのですが、負けたときに『取り返そう』と思ったら一生、負け続けます。一発逆転を狙って、フルレバをかけるのは、言語道断。値動きが激しいビットコインFXでフルレバをかけるなら、必ず確信があるときだけ。僕が『700ニキ』事件からここまで這い上がってこれたのは、損失を一回忘れたから。毎日コツコツ増やそうと考えを変えたんです」

<法則4>「トレードは、したいときだけする」

「これは僕に限ったことかもしれませんが」と前置きした上でニキ氏は語る。

「値動きが激しいし、界隈も盛り上がっているからなんとなく自分もやろうかな……と漠然とポジションを取ってはダメ。必要以上に無理なトレードをしないのが僕の信念。自分がトレードしたいとき、なおかつチャートを見て確信が持てるパターンのときにしかエントリーしません」

◆投資を“習い事”として広めたい

<法則5>トレードで稼いだカネは豪快に使う!

 ニキ氏が最後に挙げるのは、意外にも浪費の勧めだ。

「お金がなかったらないで、質素な生活は送れると思います。でも今の僕にとってそれは現状に甘んじること。大きく勝ったときは引き出して現金を見て、豪快に使う。自分を追い込むためのムダ遣いを意識的にしています」

 ニキ氏にとって、新たなカネを呼び込むための浪費は、筋トレのようなもの。新陳代謝を促し、さらなる高みに昇るのが狙いだ。そんなニキ氏が最後に力説する。

「僕の座右の銘は“勝つまでやれば、負けじゃない”。トレードも続けていれば必ず勝つんです。今後は投資を“習い事”として広めたい。同じビジョンを持った仲間と一緒に稼いでいきたい」

【700ニキ氏】

専業トレーダー。国内最大級オンラインサロン「ニキサロン」主催。著書『賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む』は5月24日に発売。Twitterは@aniota_umarun

取材・文/アケミン
ハーバー・ビジネス・オンライン

最終更新:5月24日(金)8時31分

HARBOR BUSINESS Online

 

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