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〔米株式〕ダウ大幅続落、一時400ドル超安=米中関係の悪化を懸念(23日午前)

5月23日(木)23時34分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、米中経済関係の悪化を懸念して大幅続落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比で一時400ドル余り下げた。午前10時05分現在は362.21ドル安の2万5414.40ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は107.84ポイント安の7643.00。
 米政府が20日、中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への制裁措置を一部緩和すると発表したことを受け、投資家の警戒姿勢はいったん緩んでいたものの、中国の防犯・監視システム最大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)との取引制限を新たに検討しているとの一部報道をきっかけに市場のリスク回避ムードが再燃。22日には、ファーウェイと取引関係にあるパナソニックやKDDI(au)、ソフトバンクグループの英半導体設計会社アームなど米国外の企業が相次ぎファーウェイとの取引停止を表明し、米中両国の「貿易戦争」は制裁関税の応酬から、ハイテク産業をめぐる覇権争いにも拡大しつつある。こうした米政府の強硬姿勢に対し、中国側は協議続行には「間違った行動」を正すことが必要と非難するなど、双方に依然として歩み寄りの兆しが見られず、米中貿易協議の新たな日程も固まらない中、この日は寄り付きから売りが活発化している。
 個別銘柄を見ると、中国市場への依存度が比較的高いボーイングやキャタピラーのほか、シスコシステムズ、インテルなどハイテク大手の一角の下げがきつい。一部金融機関が株価目標を引き下げたアップルは2%超安。(了)

最終更新:5月24日(金)2時27分

時事通信

 

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