ここから本文です

ロンドン為替見通し=ユーロドル、ポンドドルの上値は重いままか

5月17日(金)13時37分配信 トレーダーズ・ウェブ

 本日のロンドン為替相場はユーロやポンドの上値の重さを確認することになるか。
米国の輸入自動車に対する追加関税が延期見通し(米政府高官筋)となったにもかかわらず、結局ユーロの戻しは限定的だった。一方で、サルビーニ伊首相のEU財政規律違反も厭わない姿勢に市場は警戒感を強めている。欧州議会選の結果如何では、サルビーニ氏が党首の「同盟」はディマイオ伊副首相が率いる「五つ星運動」との連立解消するのでは、との見方も一部ではでてきているようだ。
 今週、米経済指標に対してドル相場は、15日の4月米小売売上高指などの弱い結果に下げはしたものの、昨日の5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの良い数値にはしっかりと買いで反応している。一方で、独指標は5月ZEW景況感指数がさえなく、来週発表の5月製造業PMIや同月Ifo企業景況感指数に対する期待感も高まっていない。
 投機筋だが、先週末に米国の商品先物取引委員会(CFTC)が発表したポジション動向では、ユーロのネットショートが10万6000枚超と高い水準ではある。ただし、昨年11月には13万枚超までネットショートが膨らんでおり、投機筋が焦って買い戻すという状況にはまだ至っていないか。米経済指標に対する反応、伊政局への懸念、独景気の底入れにはまだ時間がかかりそうなことなどを鑑みると、ユーロドルの上値は限定的となりそうだ。

 ポンドドルも軟調な地合いは継続か。遅々として進まない英・EU離脱にメイ英首相への退陣圧力が高まり、首相は6月上旬に辞任時期を表明することで与党内の離脱強硬派と合意した。今後は、次期首相を巡り英政局が混乱する可能性も出てきたため、ポンドを積極的に買い上げる地合いにはなり辛そうだ。

想定レンジ上限
・ユーロドルは日足一目均衡表・基準線1.1218ドルから15日高値1.1225ドルがまずは抵抗水準か。ポンドドルは4月25日安値1.2866ドルが目先の上値めど。
想定レンジ下限
・ユーロドルは4月26日安値1.1112ドルが下値めど。ポンドドルは2月14日安値1.2773ドルを下回ると1月15日安値1.2670ドルを目指す展開か。
小針

最終更新:5月17日(金)13時37分

トレーダーズ・ウェブ

 

情報提供元(外部サイト)

トレーダーズ・ウェブ

トレーダーズ・ウェブ

DZHフィナンシャルリサーチ

人気の「レーティング情報」など豊富な銘柄情報を毎日配信。会員向け推奨銘柄の結果も公開中!

只今トレーダーズ・ウェブでは、特設ページで株式アナリストによる「信用取引3つのアイデア」の対談を掲載しています。 信用取引は「怖い」、「危ない」とイメージを抱いている投資家の方必見です。

【あわせて読みたい】

話題の投信ブログ(外部サイト)

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン