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株式明日の戦略-海外懸念が強く終日軟調、あすは週末売りに押されるか

5月17日(金)4時10分配信 トレーダーズ・ウェブ

 16日の日経平均は反落。米国株高を好感できずに下落スタート。米国が中国ファーウェイなどに輸入規制を課すと伝わったことから、リスク警戒の売りに押された。ハイテク関連や金融株が弱く、指数は寄り付き天井で200円超下げる場面もあった。後場は一段と売り込むような流れにはならなかった一方、押し目買いも入らず、マイナス圏で一進一退。節目の21000円近辺でのもみ合いが引けまで続いた。東証1部の売買代金は概算で2兆3900億円。業種別では電気・ガス、サービス、倉庫・運輸などが上昇した一方、証券・商品先物、石油・石炭、電気機器などが下落した。1Qが営業黒字に転換したデ・ウエスタン・セラピテクス研究所がストップ高。反面、前期の営業利益が計画を大幅に下振れたマツオカコーポレーションがストップ安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり845/値下がり1227と売りが優勢。海外不安が高まる中、リクルートやKDDI、大日住薬など内需に資金が向かう展開。OLCやJR東、ユニー・ファミマなどにも強い動きが見られた。決算が良好であったパーソルHDやオープンハウスが急伸。Ubicomやマーケットエンタはストップ高まで買われた。一方、前期が最終減益の三菱UFJが3%を超える大幅下落。T&Dやみずほなど金融株は決算失望で売られたものが多かった。1Q大幅減益の電通は急落。米中貿易摩擦懸念が再燃したことから、太陽誘電や村田製作所、アドバンテストなどが大きく値を崩した。粉飾決算の疑いで横浜地検の本社捜索が入ったと報じられたすてきナイスグループはストップ安となった。

 日経平均は残念な反落。米中関連の弱材料が出てくれば売りが出るのは仕方ないが、上海株がしっかりしていることを横目で見ながら、盛り返す動きがほとんど見られなかった。きょう上昇すれば、あすは売り方の買い戻しが加速する展開も期待できたが、きょうの下落で逆に売り方が勢いづきそうで、米中双方から何が出てくるか分からない中、あすは週またぎのリスクが強く意識されるだろう。テクニカルではわかりやすく5日線が壁となった格好で失速している。節目の21000円を意識したような動きは見られるが、きのうの安値を下回る場面もあり、まだ底を打ったとは言い難い。一方、物色では内需の一角に強い動きも見られた。通信株などでは5月に入って動きが良くなっているものも多い。指数がこの先もたつくようなら、内需の相対的な買い安心感がよりいっそう強まりそうだ。

最終更新:5月17日(金)4時10分

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