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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “プレミアム・サバイバル”の号砲が鳴る!

5月12日(日)9時30分配信 株探ニュース

株式アドバイザー 北浜流一郎
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株式アドバイザー 北浜流一郎
現在値
ヒノキヤG 2,172 -7
日本アクア 660 ---
ITメデア 785 -12
ヴィンクス 1,123 -16
サイバコム 2,187 -2
「“プレミアム・サバイバル”の号砲が鳴る!」

●市場再編が企業に迫る改革努力

 250億円。

 いま市場関係者たちが大いに関心を寄せている数字がこれになる。

 どんな意味を持つ数字か。

 東証が現在検討中とされる市場再編では、新ランク最上位の「プレミアム市場」に採用される基準が時価総額250億円になりそうなのだ。まだ、再編を議論する有識者会議も立ち上がっていない段階ながら、すでに「250億円」は報道等で一人歩きしている。

 そこで問題になってくるのが、250億円に満たない企業の対応だ。「プレミアム」に入れない企業が多数になるのは避けられないが、当該企業はそれを黙認するわけにはいかないのが実際だ。

 そこで、当然「プレミアム」に残るための努力をすることになるが、それが株価にプラスに働く可能性が高くなる。

 実は、他にもそれを加速させる材料がある。経産省が親子上場のガイドラインを作成中でもあるのだ。

 具体的な内容は現段階ではもちろん不明ながら、基本的には親子上場の問題点を指摘、その解消を促すものになると見てよい。

 本来企業は一つであるべきで、その一部を別に上場するのは、基本的に経営資源の分散であり、投資の観点からは親会社に投資すべきか、分散された子会社に投資すべきか、迷うことになる。これは、海外では見られない日本特有の上場法だ。

●親子上場解消の動きに先回り!

 そこで、政府はその解消を目指していることになるが、東証改革とそれがリンクするとどういうことになるか。

 時価総額が250億円に満たない子会社企業は「プレミアム市場」に入れないとなると、いわゆる格落ちになってしまうため、親会社が吸収合併する。そうすることで親会社の時価総額は大きくなるし、子会社は親会社がランキングされる「プレミアム」企業にとどまることができる。

 そのため、親子上場企業で子会社の時価総額が250億円に満たない企業は、親会社による吸収で株価が上昇する可能性がある。

 いまはこのような観点から、株を先回り買いしておきたい。

 具体的には、ソフトバンク <9434> 系のアイティメディア <2148> 、ヒノキヤグループ <1413> 子会社の日本アクア <1429> 、富士ソフト <9749> 子会社のヴィンクス <3784> 、サイバーコム <3852> 、そしてサイバネットシステム <4312> などがある。ただし、富士ソフトはこのところ急騰しており、すぐの投資はリスクが高い。しかし、値が落ちつけば投資も可だ。

 品川リフラクトリーズ <5351> 子会社のイソライト工業 <5358> もある。

 時価総額は250億円を下回っていないものの、親子上場の解消が求められる流れを考えると、それを無視できなくなるだろう。こんな観点からは信越化学工業 <4063> 子会社の信越ポリマー <7970> 、キリンホールディングス <2503> 子会社の協和発酵キリン <4151> 、そしてアークランドサカモト <9842> 子会社のアークランドサービスホールディングス <3085> があり、いずれもここから注視だ。

2019年5月10日 記

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:5月13日(月)9時43分

株探ニュース

 

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