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8日の中国本土市場概況:上海総合1.1%安で反落、金融セクター下げ主導

5月8日(水)16時53分配信 フィスコ

8日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比32.63ポイント(1.12%)安の2893.76ポイントと反落した。今年2月22日以来の安値を切り下げている。上海A株指数も下落し、34.18ポイント(1.12%)安の3030.65ポイントで取引を終えた。

米中貿易摩擦の激化を警戒。トランプ米政権が対中関税引き上げを表明するなか、中国側からは「米国が関税を引き上げた場合、その1分後に中国は報復関税を実施する」と関係筋情報として伝わった。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は7日、いったん棚上げされていた2000億米ドル相当の中国製品向け輸入関税を10→25%に引き上げる措置に関し、10日の午前0時1分(日本時間で午後1時1分)に実施すると発表している。ワシントンで9日から始まる米中通商協議に関しても、交渉決裂の不安がくすぶる状況だ。

なお、取引時間中に公表された今年4月の中国貿易統計は、輸出が下振れる一方、輸入が上振れるなどまちまちの内容となっている。

金融株が下げを主導。中国銀行(601988/SH)が1.6%安、中国平安保険(601318/SH)が2.9%安、中信証券(600030/SH)が2.3%安で引けた。医薬品株、公益株、資源・素材株、運輸株、インフラ関連株、不動産株なども安い。

半面、ハイテク株の一角は物色される。業務ソフト大手の用友網絡科技(600588/SH)とフラッシュメモリ製造などの北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって4.7%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が2.4%高と値を上げた。

一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が3.36ポイント(1.13%)安の294.79ポイント、深センB株指数が1.33ポイント(0.14%)安の968.30ポイントで終了した。

【亜州IR】


《FA》
株式会社フィスコ

最終更新:5月8日(水)17時00分

フィスコ

 

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