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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

4月25日(木)5時30分配信 株探ニュース

PCA <日足> 「株探」多機能チャートより
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PCA <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
医学生物研 3,030 +150
オービック 12,960 +110
りらいあC 1,189 +55
東製鉄 902 +4
明星電 662 ---
■KIHD <6747>  389円 (+80円、+25.9%) ストップ高

 KIホールディングス <6747> [東証2]がストップ高。23日、同社に対して親会社の小糸製作所 <7276> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が23日終値を47.2%上回る1株455円とあって、24日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は4月24日から6月12日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■医学生物 <4557>  2,619円 (+500円、+23.6%) ストップ高

 医学生物学研究所 <4557> [JQ]がストップ高。23日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比50倍の5.5億円に伸び、従来予想の4.2億円を上回って着地。続く20年3月期も前期比81.2%増の10億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は臨床検査薬事業で前期に発売した体外診断用医薬品の好調が継続するほか、中国で診断薬原料などの販売が伸びる。経費抑制や合理化による生産性向上も大幅増益に貢献する。23日終値ベースの予想PERが68.5倍→12.9倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■PCA <9629>  3,740円 (+570円、+18.0%)

 東証1部の上昇率トップ。ピー・シー・エー <9629> が急反騰し、年初来高値を更新した。23日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比53.1%増の12.7億円に拡大して着地。続く20年3月期も前期比17.4%増の14.9億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。前期は働き方改革の進展やWindows7のサポート終了に伴うパソコン買い替え需要の増加を追い風に、会計ソフトの販売やクラウドサービスが大きく伸びた。今期もパソコン買い替え需要や消費増税前の駆け込み需要などを背景に、連続2ケタ増収増益を見込む。

■明星電気 <6709>  680円 (+90円、+15.3%)

 明星電気 <6709> [東証2]が続急騰。23日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の2億4000万円→2億9000万円に20.8%上方修正。増益率が13倍→15倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。受注時期の後ずれなどで売上高は計画を下回ったものの、気象防災・宇宙防衛両事業の採算改善や販管費の削減などが利益を押し上げた。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前の期は無配)に大幅増額修正したことも支援材料となった。

■エリアリンク <8914>  1,146円 (+150円、+15.1%) ストップ高

 エリアリンク <8914> [東証M]がストップ高。23日大引け後、19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の20億円→25億円に25.0%上方修正。減益率が21.1%減→1.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。不動産運用サービス事業で土地付きストレージ(レンタル収納)8棟を私募ファンドへ売却したことが上振れの要因となる。23日終値ベースの予想PERが11.3倍→8.7倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■りらいあ <4708>  1,179円 (+151円、+14.7%)

 東証1部の上昇率2位。りらいあコミュニケーションズ <4708> が続急伸し年初来高値を一気に更新した。23日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が1128億円から1150億円(前期比4.7%増)へ、営業利益が53億円から55億円(同4.0%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。国内連結会社が堅調に推移していることが要因としている。ただ、海外子会社におけるのれん減損損失を特別損失として計上することから、最終損益は31億円の黒字から一転して73億円の赤字(前期34億700万円の黒字)へ下振れたという。

■キヤノンMJ <8060>  2,328円 (+172円、+8.0%)

 東証1部の上昇率6位。キヤノンマーケティングジャパン <8060> が急反発。23日大引け後に発表した19年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比76.8%増の72.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。デジタル一眼レフカメラや産業機器の販売は減少したものの、利益率の高いITソリューション案件が拡大したうえ、経費削減が進んだことが大幅増益に貢献した。

■オービック <4684>  12,830円 (+660円、+5.4%)

 オービック <4684> が4日続急伸し、年初来高値を更新した。同社は23日取引終了後に、20年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを410億円(前期比8.1%増)としていることや、年間配当計画を前期比5円増配の140円としていることが好感されたようだ。売上高は800億円(同7.9%増)を見込む。需要の一段の高まりが予想されるクラウド関連施設の増強や顧客向け研修施設の拡張投資の継続、政府の進める制度改定に的確に対応することなどにより、更なる顧客満足度の向上を図るとしている。

■東京製鉄 <5423>  943円 (+43円、+4.8%)

 東京製鉄 <5423> が大幅に4日続伸。同社は23日の取引終了後に19年3月期単体決算を発表。営業利益は160億2700万円(同53.0%増)と1月に上方修正した同利益150億円に対し、さらに上振れて着地した。好決算を受け、同社は19年3月期期末配当を従来予想から1円増配して7円とし、年13円(前の期比3円増)、20年3月期にはさらに1円増配し、年14円にする方針も発表した。あわせて自己株取得も発表。発行済み株式総数の0.84%に当たる115万株、10億円をそれぞれ上限に取得する。取得期間は4月24日~12月31日。この自社株買いの発表も株価の刺激材料となったようだ。

■KLab <3656>  881円 (+38円、+4.5%)

 KLab <3656> が大幅上伸。同社は24日、モバイルオンラインRPG「禍つヴァールハイト」のサービスを国内App Store及びGoogle Playで開始したと発表。事前登録者数が46万人を突破していたことなどから期待感が高まるかたちとなったようだ。

■カチタス <8919>  3,600円 (+130円、+3.8%)

 カチタス <8919> が続伸。株価は今月1日に3900円の年初来高値をつけた後、調整局面に入ったが、75日移動平均線との上方カイ離を解消した18日を境に戻り足に転じ、24日は25日移動平均線を一時上回るなど上昇トレンド再転換を示唆している。同社は中古住宅の買い取り・再販を手掛け、戸建てリノベーション販売では業界トップ。特に地方での一次取得者層向けの需要開拓を進め、業績に反映させている。営業利益は18年3月期に47%増益を達成、19年3月期も15%増益と2ケタ成長見込みだが、第3四半期時点での進捗率を考慮すると上振れて着地した可能性もある。政府は、東京圏への人口集中が続くなか、地方活性化を国策として後押ししており、同社の収益モデルにはフォローの風となりそうだ。

■メディシノバ <4875>  1,221円 (+43円、+3.7%)

 メディシノバ・インク <4875> [JQ]が4日続伸。同社は24日8時、MN-166(イブジラスト)のグリオブラストーマ(神経膠芽腫)を適応として出願中の特許に対し、米国特許商標庁からの承認を受けたと発表。これを好感した買いが流入したようだ。本特許の承認により、MN-166の潜在的な価値が大幅に向上することが期待されている。

■トレンドマイクロ <4704>  5,680円 (+200円、+3.7%)

 トレンドマイクロ <4704> 、インテリジェント ウェイブ <4847> 、デジタルアーツ <2326> 、ラック <3857> [JQ]などサイバーセキュリティー関連株への投資資金流入が目立った。世界的にサイバー攻撃に対する警戒感が高まるなか、日本では来年の東京五輪を控えその対策が喫緊の課題となっている。今週22日の経団連会長の記者会見でサイバーセキュリティー対策を担う委員会の新設が発表されたこともあって、同関連銘柄に再びマーケットの視線が向いている。全般相場は主力銘柄が手掛けづらい地合いのなか、中小型株を中心に個別テーマ物色の動きが活発化しており、サーバー関連物色はこの流れにも乗っている。

■ユーザベース <3966>  3,100円 (+100円、+3.3%)

 ユーザベース <3966> [東証M]が続伸。同社は財務情報の配信や経済ニュースアプリなどの情報通信サービスを手掛けており、海外投資に積極的。ニューズピックスをはじめ有力なグループ会社を抱え、提携戦略や新事業展開などを活発化させている。株価は1月下旬にマドを開けて急伸し25日移動平均線を上回ってからは、前週19日まで一度も下回ることなく下値を切り上げてきたが、週初に大口の利益確定売りが出て同移動平均線を下に抜けた。しかし、押し目買いに切り返し時価は再び同移動平均線の水準まで値を戻す粘り腰を発揮している。株式需給面ではJPモルガン・アセット・マネジメントなど海外機関投資家による株式保有に思惑がある。

■生化学 <4548>  1,202円 (+38円、+3.3%)

 生化学工業 <4548> が4連騰。23日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が281億円から283億5000万円(前の期比6.0%減)へ、営業利益が4億円から9億5000万円(同33.1%減)へ、純利益が17億円から22億円(同43.9%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。国内医薬品が想定より減少する一方、円安に伴う為替のプラス効果や、LAL事業及び医薬品原体の増加などが寄与した。また、経費節減施策などで販管費が減少したことも寄与した。

■リクルート <6098>  3,303円 (+88円、+2.7%)

 リクルートホールディングス <6098> が続伸で連日の年初来高値更新。ここ2ヵ月にわたり3000~3200円のボックス圏往来となっていたが、目先売り物が枯れ5日移動平均線を足場に上放れてきた。4月新年度入りからスタートした「働き方改革関連法」や「改正出入国管理法」の施行は、総合人材サービスの最大手である同社にとって商機につながる。足もとの業績も好調で、求人情報検索サイト「インディード」が収益牽引役を担い、HRテクノロジーの売り上げが急増傾向にある。19年3月期営業利益は前期比9.5%増の2100億円を見込むが、進捗率を考慮して上振れる公算が大きいとみられている。決算発表は5月中旬を予定しているが、好決算先取りの買いが入った。

■日本新薬 <4516>  7,390円 (+190円、+2.6%)

 日本新薬 <4516> が続伸。23日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の190億円→210億円に10.5%上方修正。増益率が8.9%増→20.3%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。国内医薬品や肺動脈性肺高血圧症薬「ウプトラビ」の海外売上に伴うロイヤルティ収入の増加などが収益を押し上げた。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の58円→70円(前の期は52円)に増額修正したことも支援材料となった。

■日本郵船 <9101>  1,873円 (+33円、+1.8%)

 日本郵船 <9101> が4日続伸。24日は「海運 」が業種別騰落率でも上位に食い込んでいる。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数の戻り足が急だ。週明けの23日は31ポイント高と上昇加速し、1月28日以来、約3ヵ月ぶりに800台を回復した。同指数と株価連動性の高い海運セクターはこれを刺激材料に見直し機運が台頭している。

■資生堂 <4911>  8,525円 (+147円、+1.8%)

 資生堂 <4911> が反発。23日こそ5日ぶりに上昇一服となったものの、24日はすかさず切り返す展開で、継続的な投資資金の流入を映した。中国景気の改善傾向が同国の経済指標などから明らかとなっており、中国向けにeコマースやインバウンド需要で化粧品需要を取り込む同社株には再び追い風材料として意識されている。19年12月期は営業利益段階で前期比11%増の1200億円と2ケタ成長を見込むが、一段の上振れが期待されている。5月中旬に今期の第1四半期決算発表を控えており、好決算を先取りする買いが流入した。

■GMO-PG <3769>  8,960円 (+150円、+1.7%)

 GMOペイメントゲートウェイ <3769> が続伸し、年初来高値を更新した。同社は24日、東京急行電鉄 <9005> 及び横浜銀行と、券売機で銀行預貯金の引き出しができるキャッシュアウト・サービスを5月8日から開始すると発表した。このサービスは、横浜銀行とGMOPGが開発した「銀行口座と連動したスマホ決済サービス」の仕組みを活用するもので、駅の券売機でのキャッシュアウト・サービスは国内初の取り組み。横浜銀行の「はまPay」と、ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」において、スマホアプリで引き出し金額を指定し、表示されたQRコードを券売機の読み取り機にかざすことで、預貯金の引き出しが可能になる。

■山九 <9065>  5,430円 (+80円、+1.5%)

 山九 <9065> が3日続伸。24日午後1時ごろ、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が5570億円から5725億円(前期比7.6%増)へ、営業利益が370億円から392億円(同24.1%増)へ、純利益が244億円から274億円(同41.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。物流事業で新規航路を含む主要船社のコンテナ取扱量が好調に推移したほか、海外におけるプロジェクト輸送、海外向けの設備輸出作業の受注などが寄与した。また、機工事業では今年度は石油・石化構内設備のSDM(大型定期修理工事)がメジャー年で、追加・周辺付帯工事などを獲得したことも寄与した。

■ソースネクス <4344>  479円 (+6円、+1.3%)

 ソースネクスト <4344> が反発。24日午後0時30分ごろ、「POCKETALK(ポケトーク)」の累計出荷台数が23日時点で40万台を突破したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。なお、「ポケトーク」シリーズの累計出荷台数は、20年末までに100万台を目標としている。

※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:4月25日(木)5時33分

株探ニュース

 

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