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明日の戦略-後場切り返して3日続伸、大型連休前の警戒は期待に変わるか

4月23日(火)16時35分配信 トレーダーズ・ウェブ

 23日の日経平均は3日続伸。小幅高で始まったものの、円高進行で警戒感が強まりマイナス転換。そこから下げ幅を100円近くに広げたが、下では買いが入って持ち直した。後場は値動きが落ち着く中、じわじわと下げ幅を縮めてプラス圏を回復。しばらく前日終値近辺でもみ合ったが、終盤にかけては買いの勢いが強まり、大引けが後場の高値となった。東証1部の売買代金は概算で1兆9400億円。業種別では騰落率上位は鉱業、石油・石炭、陸運で、下位はその他製品、パルプ・紙、繊維となった。中国向け越境ECサイトへの出店を発表した大塚家具が大幅高。反面、下方修正を発表したコクヨが急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1234/値下がり779と買いが優勢。原油高を受けて国際帝石や出光興産などが買われる展開。富士電気が日経新聞の業績観測を材料に大幅高となった。上方修正を発表したCEHDや理経、よみうりランドが急伸。大口受注の獲得を発表したナガオカはストップ高まで買われた。一方、ファーストリテイリングや安川電機、楽天など、このところの値動きが良かった銘柄がそろって大幅安。先週値を飛ばした任天堂なども大きく売られており、連休前の手じまいが強く意識された。東海カーボンや昭和電工など黒鉛電極関連は同業の株価下落を嫌気して急落。下方修正を発表したオカムラや証券会社が投資判断を引き下げたケーヒンが売りに押された。

 日経平均は後場に入ってプラス転換。きのうに続いて高値圏にあった銘柄が弱かったが、指数はいったん下を試して切り返す強さを見せた。大型連休前で腰の入った買いが期待しづらい中で、値がさ株やハイテク株の多くが下げたにもかかわらず、取引終盤に強い動きが見られたことは特筆される。引け後に発表された日本電産の決算は、着地は営業利益が従来計画を下振れたが、今期の見通しは26%営業増益計画。期待値の高い日本電産の買い材料とはならないかもしれないが、今期の2桁増益見通しは安心感のある内容。新年度のガイダンスへの警戒が和らぐという点では日本株全体にはポジティブな影響が見込まれる。米国でも決算が本格化するため、そちらの動向にも注意を払う必要があるが、大型連休が近づくにつれて、その前に売る理由が一つ一つ消えていくような状態になりつつあり、あすもしっかりした地合いが続くと予想する。
小松

最終更新:4月23日(火)16時35分

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