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ソラストは調整一巡、19年3月期2桁営業増益・連続増配予想で20年3月期も収益拡大期待

4月22日(月)10時16分配信 サーチナ

ソラスト<6197>(東1)は医療事務・介護・保育関連サービスを展開している。地域の女性人材を活用するため、ICTを積極活用して女性が働きやすい職場づくりや生産性向上を目指している。
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ソラスト<6197>(東1)は医療事務・介護・保育関連サービスを展開している。地域の女性人材を活用するため、ICTを積極活用して女性が働きやすい職場づくりや生産性向上を目指している。
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 ソラスト <6197> は医療事務・介護・保育関連サービスを展開している。地域の女性人材を活用するため、ICTを積極活用して女性が働きやすい職場づくりや生産性向上を目指している。19年3月期はM&Aも寄与して2桁営業増益・連続増配予想である。そして20年3月期も収益拡大が期待される。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。なお5月9日に19年3月期決算発表を予定している。
 
■医療事務・介護・保育関連サービスを展開
 
 医療事務請負・派遣の医療関連受託事業、訪問介護・通所介護・居宅介護支援・グループホーム・有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅の介護事業、認可保育所運営の保育事業、その他事業(教育サービスなど)を展開している。18年3月期のセグメント別売上構成比は医療関連受託事業72%、介護・保育事業27%、その他事業1%だった。
 
 医療関連受託事業は大病院との長期取引を中心に請負が9割強を占めている。介護事業はM&Aを積極活用して東名阪地域に展開している。18年3月期末の介護事業所数は17年3月期末比115拠点増加の361拠点(訪問介護68、デイサービス103、居宅介護支援64、グループホーム53、有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅16、その他57)だった。保育園は1施設増加の14施設だった。
 
■長期ビジョンで営業利益200億円目標
 
 VISION2030の目標値は、売上高3000億円(医療1000億円、介護1500億円、新規500億円)、営業利益200億円(営業利益率は医療15%、介護10%、新規15%)としている。
 
 サービス業のデジタルカンパニーに脱皮し、継続的にサービスモデルを刷新する。介護分野でのM&Aの積極活用などによって、早期に医療および介護の分野での業界NO.1達成を目指し、新規事業にも挑戦する方針だ。配当性向は50%を目安としている。
 
■ICTを積極活用して女性が働きやすい職場づくりや生産性向上目指す
 
 18年3月期末の連結ベース従業員(常勤・非常勤勤務者)数は2万5318人、およびアルバイト・嘱託・契約社員2593名(期中平均)で、女性が約90%を占めている。地域の女性人材を活用するため、ICTを積極活用して女性が働きやすい職場づくりや生産性向上を目指している。
 
 医療関連受託事業の利益率向上に向けては、待遇・職場環境の改善やコミュニケーションの向上を通じてモチベーションの向上を図り、離職率を低下させることによって、社員退職に伴う配置転換や新入社員教育などに係る工数を減らして現場の生産性を改善する。
 
 ICTも積極活用する。沖電気工業 <6703> と共同開発した初診受付登録システムの設置病院を19年3月期から拡大し、20年3月期末に100病院への導入を目指している。
 
 採用プロセス管理の自動化・効率化では、17年9月に次世代採用管理システムが稼働した。AIを活用した離職を防ぐ取り組みでは、FRONTEO <2158> の人工知能エンジン「KIBIT」を用いて、退職リスクのある人を早期に発見してフォローを行うなど、社員の離職防止や定着率向上に向けた取り組みを推進している。
 
 また通所介護における業務効率化と顧客満足度向上を目的として、インフォコム <4348> と協働で介護記録システム「Daily」を構築し、全事業所への導入を推進している。
 
■介護事業はM&A活用で中期成長目指す
 
 介護事業はM&Aの積極活用による成長を目指している。具体的には、1つの介護行政区(市・群・東京23区)を1エリアと定義し、2030年までに介護サービスを行うエリアを300エリアに拡大(現在87エリア)するとともに、全てのエリアで訪問介護、通所介護、居宅介護支援、グループホーム、有料老人ホームの施設を各1事業所以上運営することを目指している。
 
 17年3月期には住センターなど11件・事業所数41ヶ所のM&A、18年3月期にはデイサービス中心に展開するベストケア(愛媛県松山市)や、グループホーム中心に展開する日本ケアリンク(東京都)など9件・事業所数108ヶ所のM&Aを実行した。
 
 19年3月期は、チャーム・ケア・コーポレーション <6062> から介護付有料老人ホーム2施設譲り受け、施設系介護サービス中心のJAWAを子会社化、カーメイト <7297> から有料老人ホーム運営のオールライフメイトの株式取得などを実行した。また19年4月には東京都内中心に通所介護事業所53ヶ所を運営するなごやかケアリンクを子会社化した。
 
 保育事業は、認証保育所を認可保育所に移行して園児数の増加を図っている。なお東京都内および千葉県内に新たに1施設ずつ新設し、19年4月運営開始した。
 
■19年3月期2桁営業増益・増配予想、20年3月期も収益拡大期待
 
 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比12.5%増の836億30百万円、営業利益が13.2%増の47億43百万円、経常利益が12.5%増の46億87百万円、純利益が8.2%増の29億33百万円としている。配当予想は18年7月1日付株式3分割換算後で1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。予想配当性向は50.9%となる。
 
 第3四半期累計は、売上高が前年同期比14.5%増の622億48百万円、営業利益が27.6%増の38億42百万円、経常利益が28.3%増の38億52百万円、純利益が34.4%増の25億51百万円だった。M&A効果や生産性向上効果で人材投資・IT投資関連費用を吸収して大幅増益だった。純利益は、繰延税金資産の回収可能性見直しに伴って法人税等が減少したことも寄与した。
 
 通期も医療の堅調推移、介護における18年3月期大型M&A効果、生産性向上効果などで2桁営業増益予想である。第3四半期累計の進捗率は売上高74.4%、営業利益81.0%と順調だった。第4四半期にはオールライフメイトが寄与する。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。
 
 そして20年3月期も収益拡大が期待される。なお20年3月期に固定資産(秋葉原ビル、19年6月引き渡し予定)譲渡益21億98百万円を計上予定である。
 
 介護サービス利用状況(速報値)によると、19年3月のサービス利用者数は、訪問介護が前年同月比5.3%増、デイサービスが0.3%減だった。デイサービスは18年3月期の大型M&A効果が一巡したが概ね順調だろう。施設系サービスの入居者数はオールライフメイトの子会社化も寄与して68.3%増となった。月末入居率は95.5%(グループホーム98.4%、有料老人ホーム92.5%、サービス付き高齢者向け住宅97.4%)と高水準を継続している。なお介護サービス事業所数は合計383ヶ所で、18年3月末比22ヶ所増加となった。
 
■株価は調整一巡
 
 株価(18年7月1日付で株式3分割)は3月の戻り高値1328円から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。4月19日の終値は1056円、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS31円42銭で算出)は約34倍、前期推定配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は約1.5%、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS127円15銭で算出)は約8.3倍、時価総額は約994億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

最終更新:4月22日(月)10時16分

サーチナ

 

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