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明日の戦略-ハイテク主導で5日続伸、証券株はそろそろ株高と歩調を合わせるか

4月17日(水)16時39分配信 トレーダーズ・ウェブ

 17日の日経平均は5日続伸。小幅高からのスタートとなり、序盤はドル円をにらんで上下に振れたが、中国の良好な経済指標を確認すると、上げ幅を3桁に広げた。その後はやや上値が重くなったが、良好な地合いは継続。後場は前場の高安の範囲内で値動きが落ち着き、22200円台での高値もみ合いが続いた。きょうはTOPIXにもしっかりした動きが見られ、日経平均とともに年初来高値を更新した。東証1部の売買代金は概算で2兆3600億円。業種別では騰落率上位は証券・商品先物、海運、輸送用機器で、下位は水産・農林、電気・ガス、精密機器となった。日本電産に車載関連の子会社を売却すると発表したオムロンが大幅高。事業の選択と集中が進むとの見方が強まり、年初来高値を更新した。一方、メガチップスがストップ安。昨年、子会社が米インテルと5G分野での協業を発表していたため、インテルがスマートフォン向け5Gチップ事業から撤退すると伝わったことが警戒材料となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1220/値下がり803と買いが優勢。米国でハイテク株が強かったことから、アドバンテストや太陽誘電、ディスコなどが大幅上昇。中国指標を好感して安川電機が買いを集めた。証券会社が投資判断を引き上げた楽天は10%超の上昇。上方修正を発表したキャリアデザインセンターやeBASEが急伸した。サンバイオはリリースを材料にストップ高まで買われた。一方、ソフトバンクGが軟調。日本ペイントは豪塗料メーカーの買収を発表したが、負担増が嫌気されて株価の反応は強い売りとなった。下方修正を発表した九州電力が大幅安。電力株はディフェンシブ向きの地合いではない中、売られる銘柄が多かった。下方修正を発表したブロンコビリーや独禁法に違反する行為があった疑義を把握したと発表したアルテリア・ネットワークスは急落した。

 日経平均は5日続伸。3桁上昇となった後に上値が抑えられたが、それでも失速することなく、7日連続で陽線を形成した。騰落率上位業種には、証券や輸送用機器(自動車)などがランクインしており、今週は出遅れセクターを見直す流れが強まっている。きょうは米国でネットフリックスやIBMが決算を受けて時間外で下落したことが日本株の重しになる懸念があったが、ふたを開けてみればそのような動きとはならなかった。ハイテク株がどっしりと相場の主役を張り続けているという点で今の相場は非常に強く、またその恩恵が出遅れセクターにも波及してきたことで、好循環がもうしばらく続きそう。こう着感が強く、商いもそれほど盛り上がらなかった中で証券が騰落トップとなった点は興味深い。証券株は今年に入って日経平均の上昇と反比例している銘柄が少なくないが、この先は株高と連動してくる可能性があり、動向に注目したい。
小松

最終更新:4月17日(水)16時39分

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