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新興市場展望=マザーズ市場は修復相場へ―1部市場へ資金移動?直近IPOの日本ホスピスなど妙味

4月6日(土)8時26分配信 モーニングスター

現在値
PKSHA 6,050 -180
Welby 17,050 +130
ヴィッツ 5,560 -30
日ホスピス 3,150 +30
MTG 1,661 +27
 バイオ株やテーマ株に突如売りが噴出し、マザーズ指数は900ポイント近辺まで調整した。東証1部市場の強さに短期資金が新興市場から移動した面も強い。来週は修復相場への期待も浮上しそうだ。

 東京市場が新元号相場に沸いた1日に新興市場は逆行安。日経平均株価が小幅安となった翌2日は暴落となった。これまで新興市場をけん引してきたバイオ株から一斉に資金が抜けたようで、マインド悪化で人気のあったAI(人工知能)関連などのテーマ株にも売りが出たが、それぞれの企業やテーマ性への不安が浮上したわけではない。

 指数に関しては業績予想を下方修正してアナリストの格下げ、目標株価引き下げが相次いだMTG <7806> が足を引っ張った面もある。来週以降の復調を前提とすれば参戦のチャンスにもなる。

<個別銘柄への物色意欲はアクティブ>

 指数寄与度の高い銘柄が売られたせいで指数の下落幅は大きくなったが、個別銘柄への物色意欲自体は旺盛なまま。3月末上場で末期がん患者と難病患者を対象に、「看取り」へ対応するターミナルケアを提供する日本ホスピスホールディングス <7061> (サービス)には個人投資家以外の資金も巻き込みながらしっかりとした上昇基調を続けており、テーマ株の中でも実態が評価されるPKSHA Technology <3993> あたりは月初の暴落に巻き込まれずに上昇トレンドを継続している。

 月末から始まる10連休前の相場への警戒感もあるが、これまで営業日が飛び石となるゴールデンウイーク時は、個人投資家が中心の新興市場にとって活躍のチャンスでもあった。積極的な売買を控える投資家も多いだろうが、売り需要が一巡するタイミングは狙い目にもなりそうだ。

 IPO(新規上場)マーケットは8日のヴィッツ <4440> (情報通信)が上場すると、月末の3案件まで2週間ほどの空白期に入る。ヴィッツも有望株だが、日本ホスピス、また生活習慣病などの疾患の治療分野において患者の自己管理をサポートするプラットホームサービスを展開するWelby <4438> (情報通信)の動きもマークしておきたい。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:4月6日(土)8時26分

モーニングスター

 

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