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アイル Research Memo(6):2019年7月期第2四半期累計は計画超の大幅増益

4月1日(月)15時36分配信 フィスコ

■業績動向

1. 2019年7月期第2四半期累計は計画超の大幅増益
2019年3月6日発表したアイル<3854>の2019年7月期第2四半期累計(8月-1月)の連結業績は、売上高が前年同期比9.1%増の4,732百万円、営業利益が同69.7%増の371百万円、経常利益が同67.0%増の380百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同73.5%増の246百万円だった。売上高、各利益とも第2四半期累計として過去最高だった。

売上面では、システムソリューション事業が8.1%増収と順調に推移し、Webソリューション事業が前年同期比15.4%増収(CROSS事業が同21.7%増収、その他Web事業が同6.9%増収)と大幅伸長した。基幹業務システムとWebシステムの両面から幅広いソリューション提案を可能とするCROSS-OVERシナジー戦略、協業企業の発掘や提携によって販売チャネルの拡大を図るパートナー戦略、業種別に特化したシステム開発や業種ごとの導入事例を生かして各業種特有の課題解決を行う特化業種深耕戦略が奏功して順調だった。

各利益は積極的な研究開発投資や人材投資を吸収して大幅増益だった。増収効果に加えて、ストック型商材の拡大、2017年7月期から重点施策として取り組んでいる品質管理強化や生産性向上の効果が寄与した。売上総利益率は42.4%で前年同期比0.2ポイント上昇した。販管費は東京本社オフィス増床関連費用が減少して前年同期比1.6%増加にとどまり、販管費比率は34.6%で同2.6ポイント低下した。

なお期初計画(売上高4,885百万円、営業利益328百万円、経常利益338百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益223百万円)との比較で見ると、売上高は顧客都合による納品期ずれなどで153百万円未達だったが、営業利益は43百万円、経常利益は42百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は23百万円、それぞれ上回る計画超の大幅増益だった。販管費が想定を下回った。

2. システムソリューション事業の売上総利益率上昇
システムソリューション事業は、カスタマイズ売上の伸長などで売上高が前年同期比8.1%増の4,022百万円となり、売上総利益は同9.6%増の1,704百万円だった。売上総利益率は42.4%で同0.6ポイント上昇した。保守サービスなどのストック型売上が伸長し、品質管理強化や生産性向上の効果、ハードウェア比率の低下なども寄与した。

Webソリューション事業は、売上高が15.4%増の710百万円(CROSS事業が21.7%増の432百万円、その他Web事業が6.9%増の278百万円)で、売上総利益が10.5%増の304百万円(CROSS事業が18.5%増の224百万円、その他Web事業が5.9%減の80百万円)だった。売上総利益率は42.8%で1.9ポイント低下した。売上げは好調に推移したが、実店舗とECの顧客・ポイント一元管理ソフト「CROSS POINT」のカスタマイズ工数が増加して利益率が低下した。ただし40%超の水準を維持している。


自己資本比率上昇
3. 自己資本比率上昇
2019年7月期第2四半期末の資産合計は5,924百万円で、2018年7月期末比205百万円増加した。ソフトウェア仮勘定などが増加した。純資産は利益剰余金の積み上げで135百万円増加した。自己資本比率は42.8%となり、2018年7月期末の41.9%との比較で0.9ポイント上昇した。財務の健全性が懸念される内容・水準ではなく、特に問題はないだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


《HN》
株式会社フィスコ

最終更新:4月1日(月)15時51分

フィスコ

 

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