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明日の戦略-600円超の下落で21000円割れ、戻り基調を維持できるかの分岐点

3月25日(月)16時06分配信 トレーダーズ・ウェブ

 25日の日経平均は3日ぶり大幅反落。先週末の欧米株が長期金利の低下を伴って大きく売られたことから、景気減速が強く意識される展開。寄り付きから300円を超える下げとなった後も売りが続き、下げ幅を一気に700円超に広げた。前場では値幅は大きく出たが、後場に入ると21000円より下を一段と売りたたくような流れとはならず、値動きは落ち着いた。しかし、今晩の米国株を見極めたいとの見方から押し目買いも手控えられ、安値圏でこう着感の強い地合いが続いた。終値では2月15日以来となる21000円割れ。東証1部の売買代金は概算で2兆3900億円。業種別では全業種が下落しており、騰落率上位は電気・ガス、倉庫・運輸、空運で、下位は石油・石炭、医薬品、鉱業となった。全面安の中でZOZOが逆行高。日経電子版で服の定期配送サービスを終了すると報じられており、事業の再構築を期待した買いが入った。一方、窪田製薬が急落。前場では強い動きを見せていたが、地合いが悪い中、後場に入って下げに転じると手じまい売りが加速した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり104/値下がり2014と値下がり銘柄は2000を超えた。業績好調観測が報じられたニトリHDが上昇。そーせいがパートナーのアストラゼネカに関するリリースを手がかりに買いを集めた。上方修正と増配を発表したピーエス三菱が急伸し、前期は黒字に転換する見込みとなったロゼッタはストップ高まで買われた。一方、主力どころはほぼ全滅といった地合いで、特にソフトバンクGや安川電機、JXTGの下げが大きかった。コマツと日立建機は中国事業の説明会が失望材料となり大幅安。エーザイは連日のストップ安比例配分と売りが止まらなかった。下方修正と減配を発表したあおぞら銀行が急落。日本オラクルは3Qは増収増益を達成したものの、市場の反応は強い売りとなった。

 日経平均は600円超の下落で終値で21000円を割り込んだ。後場は下げ止まっているだけに、今晩の米国株が落ち着いた動きとなれば反転も期待できるが、長期金利の低下を材料にグローバル市場が崩れたことは警戒材料。各国の経済指標などはそれほど良好なものは期待しづらいだけに、目先はネガティブなニュースに対する反応が強めに出る可能性がある。先週ようやく26週線を上回ったと思ったら、今週は週初からあっさり下回った。3月4日の高値21860円を超えられずに大きめの下げを見たこと、きょうの安値(20911円)が3月11日の安値20938円を下回ったことなどから、昨年末以降の戻り基調が終了した可能性もある。13週線(20884円、25日時点、以下同じ)や、一目均衡表(日足)の雲上限(20823円)が控える20800円どころまでで売りが一巡するかが今週の焦点となる。これらがサポートとならなかった場合は、GWの超長期休場を前に、4月は上値の重い展開が続くだろう。
小松

最終更新:3月25日(月)16時06分

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