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新興市場展望=需給状況はさらに改善―材料感応度も良好、直近上場やテーマ株をマーク

3月23日(土)8時32分配信 モーニングスター

現在値
CRIMW 3,685 -235
シリコンS 2,200 -27
はてな 4,620 +245
リクソフト 13,800 +160
カオナビ 5,050 -100
 来週は3月最終週、実質新年度入りとなる。個人投資家がメーンの新興市場にとっては期またぎのタイミングで目に見えるほどのニューマネー流入は期待できないが、投資家の資金を拘束してきた3月末のIPO(新規上場)ラッシュは29日で終了。週末に向けて徐々に需給状況は改善していきそうだ。

 マザーズ指数は950ポイント前の水準でもみ合い。バイオ株を中心に資金流入が続いており、今週はそーせいグループ <4565> が材料浮上に好反応して急騰するなど、主力級銘柄の材料への感応度が高まっている。

 IPOでも20日上場のギークス <7060> (サービス)が初値形成後に買いを集めて大幅高となっており、投資家心理が値動きに表れやすい直近IPO銘柄ではカオナビ <4435> (情報通信)も高値。投資家のアクティブな動きが各所でみられるようになってきている。

 来週も6社のIPOがあるが、その翌週以降は一気に上場案件が減少するため、これまでよりも余力を残さずに参戦してくる投資家が増えるとみる。それは初値形成後や直近IPO銘柄も同じで、IPOラッシュの終了が見えてきたことで、心理的な重しが外れ、積極的な売買が増えていきそうだ。仮に新年度入り後も東京市場全般が堅調な推移となっているだけにその恩恵を受けることができるだろう。

 狙い目は直近上場銘柄の中でも最高値圏にあり、需給的な妙味が大きなものになる。例えば業務パッケージソフト販売のリックソフト <4429> (情報通信)などには追撃買い妙味が大きそうだ。既上場銘柄でははてな <3930> が魅力的な強さを見せている。

 また、今週はリンクバル <6046> やエクストリーム <6033> のような調整を続けてきたテーマ株にも打診的な買いが入っている。テーマ性という意味では、米グーグルの参入で盛り上がるゲームミドルウエアのCRI・ミドルウェア(=CRIMW) <3698> 、シリコンスタジオ(=シリコンS) <3907> あたりの値動きもマークしておきたい。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:3月23日(土)8時32分

モーニングスター

 

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