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NY為替見通し=ドル円 111円台で伸び悩むか

3月13日(水)19時24分配信 トレーダーズ・ウェブ

 本日のNY為替相場でドル円は、111円台で伸び悩む展開が続くか。
 昨日発表された2月米消費者物価指数(CPI)では、FRBの許容範囲ではありながらも米国内の物価の伸びは鈍いことが明らかになった。FRBの利上げ休止路線を支持する結果を受けて、米金利市場は素直に低下したがドル円の下値への動きは限定的だった。値動きから想像するに、実需のドル買い・円売りや先週末の米雇用統計後に111円割れでドルを売った向きの買い戻しが入った可能性はある。ここからだが、米金利上昇が限られているとみるならば、積極的にドルを買い上がるというよりも戻りを売るスタンスでよいのではないか。

 また、他にもドルの上値を抑えそうな要因がみられる。
 株式相場が強く期待している「米中通商協議の合意」については、昨日ライトハイザーUSTR代表が「米中協議の最後の数週間になることを望むが、依然として大きな問題が残っている」と合意に至るかどうかの言及を避けた。上海総合指数は本日1%超安で3日ぶりに反落しており、交渉への不透明感が増すようであれば米株の地合いも悪くならざるを得ないか。米株が下向きの動きをみせればドル円も追随すると思われる。
 トランプ米政権は11日、4兆7000億ドルの2020年度(19年10月―翌年9月)予算教書を公表した。国防費の増加、社会保障費など国防以外の幅広い分野では予算減を示した一方で、メキシコ壁建設費は86億ドルを要求。なお、20年度の財政赤字は1兆1000億ドル規模になる見通し。これらに対して、民主党が多数派を占める下院が簡単に承認するとは考え難い。予算案を巡り再び米国内が混乱するようであれば、やはりドルを積極的には買い進めないだろう。

想定レンジ上限
・ドル円は6日高値111.92円が上値めど。200日移動平均線111.42円や日足一目均衡表・転換線111.47円も目先で意識される水準か。

想定レンジ下限
・ドル円は8日安値110.79円が下値めど。割り込むと2月半ばから後半にかけての下押し水準110.20-30円台が意識される。
小針

最終更新:3月13日(水)19時24分

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