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明日の戦略-「バイオ祭り」でリスクオン、週末売りは手控えで堅調相場が継続か

2月21日(木)16時01分配信 トレーダーズ・ウェブ

 21日の日経平均は4日続伸。前場は米国株高を受けても軟調で、円安一服を受けて下げ幅を拡大。しかし、100円超下げたところで切り返し、前引けでは28円安まで値を戻した。一方、後場は堅調。昼休みに米中関係の一段の改善を期待させるニュースが流れたことから、スタートからプラス圏に浮上すると、上げ幅を広げて節目の21500円を上回った。その後は同水準近辺でのもみ合いが続いたが、終盤にかけてはやや失速。終値は32円高の21464円となり、プラスは保ったものの、21500円は下回った。東証1部の売買代金は概算で2兆2400億円。業種別では騰落率上位は海運、倉庫・運輸、パルプ・紙で、下位は石油・石炭、その他金融、金属製品となった。一部メディアで高コストを理由に自衛隊車両の開発を中止する方針と伝わったコマツが大幅高。反面、証券会社がフェアバリューを引き下げたメイコーが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1029/値下がり1000と売り買いはほぼ均衡。国内初の「遺伝子治療薬」承認を材料にアンジェスがストップ高。ソレイジアがストップ高、シンバイオ、そーせいが大幅高と、材料のあったバイオ株が多く跳ねており、「バイオ祭り」の様相を呈した。ユーグレナはデンソーとの提携発表が好感されてストップ高。自己株取得を発表した参天製薬や、証券会社が投資評価を引き上げたTBSHDが買いを集めた。一方、ハイテク関連は売りに押されるものが多く、アドバンテストや太陽誘電、SUMCOなどが下落。証券会社が目標株価を引き下げたIHIが大幅安となった。通期の最終赤字が拡大する見込みとなった価値開発が大きく売られ、新株予約権の発行を発表したアクセルマークが急落した。

 日経平均は後場にプラス転換して4日続伸。きのう届かなかった21500円にも到達した。昼休みに米中交渉で6つの覚書が準備されていると伝わったことが買い材料となったが、これを受けて米株先物も上昇しており、今晩の米国株にもポジティブな影響が見込まれる。先週と先々週の金曜は、どちらも前日のダウ平均が大きめの下げとなったことで警戒売りに押されたが、今週はそういった売りが出づらくなると期待できる。きょう場中で値がつかなかったアンジェスやユーグレナは、引き続き投資家の注目を集めるであろうから、中小型株が盛り上がるだろう。マザーズ指数は900p台を回復し、終値で25日線を上回った。あすマザーズに新規上場する識学(7049)は、株式で今年初のIPOとなるが、全体の地合い改善も相まって人気化が予想される。リスクオンの流れを強めそうな材料が多く、週末一段高の展開を予想する。
小松

最終更新:2月21日(木)16時01分

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