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【これからの見通し】ドル円は上値を追いやすくなってきたのか、110円台後半へ

2月12日(火)15時42分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】ドル円は上値を追いやすくなってきたのか、110円台後半へ

 ドル円は、110円ちょうどをめぐる攻防戦を上抜けている。輸出の売りやオプション関連の縛りが次第に解けてきたようだ。昨日の海外市場では、110円台に乗せたあとの売り戻しパターンが崩れていた。110円台前半で足固めをして、110円台後半を目指す動きになっている。

 このステージでは、円安よりはドル高の動きが主導しているようだ。ユーロドルが1.13台割れとなり、1.12台後半で推移している。ポンドドルも1.29台の節目を下回り1.28台半ばでの取引。全般にドル高水準で取引されている。欧州の景気鈍化への警戒感、EU離脱をめぐるメイ英政権維持への不透明感、スペインで右派勢力が台頭してきていることなど、経済・政治両面の不安定さが両通貨を押し下げている。相対的にドル高が浮かび上がっているようだ。

 加えて、米議会で予算案について合意する動きがある。トランプ米大統領が壁予算などで議会に歩み寄りの姿勢を示すようだと、予算合意について明るい材料。ドル買いにつながりやすいだろう。

 円安面は株式動向次第か。このところ、世界景気が弱まっているとのコンセンサスがあり、各国金融政策もハト派に傾斜しがち。株式市場にとっては、居心地が良いゴルディロックス相場、金融相場への期待もあるようだ。ただ、景気鈍化が実体経済・各企業の行動に影響を与える面もあり、円安の圧力はやや複雑なものとなりそうだ。

 きょうは主要な経済指標発表に欠けており、各国金融当局者らの講演や発言が注目される。ロンドン市場では、バイトマン独連銀総裁、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、カーニー英中銀総裁などの講演が予定されている。NY市場では、パウエルFRB議長が、学生との討論と講演を行う予定。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:2月12日(火)15時42分

みんかぶFX

 

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