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貯蓄を増やす3つのステップ
1.節約をする
2.副業をする
3.投資をする
貯蓄とは銀行などに預ける預貯金だけではなく、有価証券や積立型の保険などが含まれます。節約して余裕資金をつくり投資することで、預貯金が低金利で増えにくい分を補うこともできるでしょう。
またランサーズ(株)の「フリーランス実態調査2018年版」によると、副業フリーランスは744万人、経済規模は約8兆円と過去最高を記録しています。今後も増加することが予想されており、様々な収入の増やし方を選択できそうです。
しかしまずは、節約をして支出を減らすことがもっとも身近で簡単なお金を増やす方法です。以下では、効率的な節約法をご紹介します。
1. 節約は固定費から
・固定費の見直し
・クレジットカードからデビットカードへの移行
節約というと食費を削ったり、コンセントをこまめに抜いたりといった地道な努力を想像しがちですが、実際のところそうした対策の節約効果はそう高くはありません。目に見えて節約効果があげられるのは、固定費の削減です。家賃・携帯電話料金・保険料・月額サービスの解約やプラン変更を行うことで、継続的な節約効果が見込めます。
また、クレジットカードからデビットカードに移行することも効果的です。クレジットカードはポイントが貯まりますが、使いすぎてしまうというリスクがあります。しかしデビットカードであれば支払い時に銀行口座から即時引き落としなので、ある分しか使うことができません。これによって使いすぎを防ぐことができます。
2. 無理のない副業で収入アップ
副業をする際には、「自分にできること」で「無理のない」副業をすることがおすすめです。本業に支障が出ては、元も子もありません。まずは「1日5分」など小さな目標を立てることで、細く長く続けていくことが大切です。
たとえば、クラウドソーシングサービスに登録するのも一つの手です。登録は簡単ですし、どのような仕事が求められているのか傾向を掴むこともできます。需要があり、自分でもできそうな仕事を選択していきましょう。
3. 先取り貯金で余裕資金ができたら運用に挑戦
貯金がある程度貯まってきたら、そのお金自身に働いてもらう仕組みを作りましょう。具体的には、資産運用をすることをおすすめします。ここで注意しておきたいのは、資産運用には元本割れのリスクがあるということです。そのため資産運用は、仮に失ったとしても生活に支障の出ない余裕資金だけで行うようにしましょう。
できる限り低リスクでしっかりお金を増やしていくために、金融庁では以下の3点を推奨しています。
(1)NISAなどによる低コスト運用
(2)バランス型投資信託
(3)長期運用
NISAとは、株式や投資信託などの金融商品を「NISA口座(非課税口座)」内で運用することで、年間120万円を上限に売却益や配当金が非課税になる制度です。これにより、投資にかかるコストを最小限にすることができます。
また投資信託とは多数の投資家からお金を集め、それをまとめて運用会社が投資・運用する金融商品です。「バランス型投資信託」とは、1つの投資信託で国内外の株式や債券などに分散投資している商品です。
資産運用は様々な金融商品を組み合わせることでリスクを分散することが大切ですが、数多くの選択肢を検討するのは一苦労です。そういった方は、このようなすでに分散投資されている金融商品を選ぶと良いでしょう。また長期間の積立投資をすることで、価格変動リスクが小さくなります。時間をかけて投資していく余裕も必要です。
まとめ
参考:
「フリーランス実態調査2018年版を発表」ランサーズ
「セカンドライフのためにお金を貯めたい」金融庁
「そもそも投資信託とは?」一般社団法人 投資信託協会
LIMO編集部
最終更新:2月11日(月)20時20分
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