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ドル円が下値を108円台半ばで固めるか、市場の動向を注視 住信SBIネット銀行(三井智映子)

2月5日(火)15時30分配信 フィスコ

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皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター三井智映子です。先週の米ダウ平均とナスダックはともに6週続伸。FOMCで資産縮小プログラムの修正が示唆されたことやFRBのパウエル議長の記者会見で利上げ路線への慎重な姿勢が伝えられたこと、また、トランプ大統領による暫定予算案署名により政府系機関閉鎖が解除されたことが好感されました。加えて、企業決算が概ね良い結果であることや、29日の引け後に発表されたアップルの決算が市場の懸念ほど悪くないと取れる内容だったことも相場の上昇要因となりました。

また、先週の日本市場のトピックスといえば30日のサンバイオ・ショックでしょう。マザーズ市場で時価総額トップのサンバイオ<4592>が前日に公表した治験結果が失望につながりストップ安となりました。マザーズ市場での需給悪化の影響が東証1部市場へも波及する格好となりましたが、31日にはFOMCで利上げに対して柔軟な姿勢が示されたことが好感されて日経平均は大幅上昇。結果的に週間で見ると日経平均は15円高で4週続伸となっています。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

レポートでは、まず今年は7連休となる春節について、『10日まで上海市場が休場となります。そのため上海株の上下に影響のない為替市場が続くことから東京市場では日経平均株価のほか欧米株式指数、債券先物の動向を睨みながらの値動きが続くと思われます』と述べています。注意が必要ですね。

米国の経済指標については、『先週のFOMCを契機にFRBの利上げ一時的停止の思惑を背景に米長期金利の上昇も限られた一方、12月、1月と2ヵ月連続で予想を上回った米雇用統計を受けて、FRBの利上げに慎重な見方も過度な悲観が後退しつつある』と紐解き、『これまで以上に注目が集まるかもしれません』との見解となっています。

今週のドル円の値動きについては、『先週のFOMC声明文からは、2016年の利上げ再開以降みられた「緩やかな利上げ継続」の文言が削除されたことで、米長期金利の低下を背景にしてドル売りが加速する懸念が聞かれた一方』で、リスクオンの流れや堅調な経済指標から『109円台前半を下値として底堅い値動きを再認識することが出来るか焦点となりそうです』と分析。

また、5日に行われるトランプ大統領の一般教書演説に着目。『トランプ大統領が引続き、メキシコ国境との壁建設に固執する姿勢を示すことになれば来週15日に暫定予算案の期限を控え、再度の政府系機関一部閉鎖への懸念が高まることも予想されるため、ドル/円の下落には注意が必要です』とも伝えています。

6日のパウエルFRB議長会見については『先週のFOMCでの利上げに辛抱強い姿勢を強調する内容が予想されます』と考察し、『米長期金利の上昇を抑制する可能性もあるだけに発言を受けた米長期金利の動向も注目されます』と伝えています。足元では米長期金利が下落していますがどう動くか注視したいですね。

そのほか、『豪中銀政策委員会や豪中銀の四半期金融政策報告』を受けての豪ドルの値動きや、トルコ1月の消費者物価指数の発表を受けてのトルコリラの値動きにも言及しています。引き続きブレグジットを巡る英メイ首相とEU側との交渉や『英中銀政策委員会では現状維持が予想される中、EU離脱を巡る不透明な状況に対し、英中銀がどのような見通しを示すのか注目されます』とのことで、ポンドやユーロの値動きにも注目したいですね。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子


《CN》
株式会社フィスコ

最終更新:2月5日(火)15時41分

フィスコ

 

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