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【これからの見通し】ドル円109円台からは上値重い、米金融当局者のハト派発言に警戒

1月10日(木)15時42分配信 みんかぶFX

【これからの見通し】ドル円109円台からは上値重い、米金融当局者のハト派発言に警戒

 ドル円は109円台からは上値が重くなっている。きょうは仲値公示前後から売りが強まり、その後は108円の大台も重くなっている状況。きょうは中国の物価統計が伸びを欠いており、市場には中国当局が利下げに踏み切るとの観測もでているもよう。日経平均が下落する一方で、上海・香港株は比較的底堅く推移している。

 1月3日にはドル円が一時104円台までのパニック売り相場となったが、その後の反発もここ一両日は一服した感がある。パニック売りを誘発した遠因としては、世界景気鈍化見通しがあり、これがパウエルFRB議長の利上げ停止示唆発言にもつながった。今後の相場でもドル売り圧力の背景として、主要なテーマとなりそうだ。

 きょうは米金融当局者の発言機会が多く予定されている。バーキン・リッチモンド連銀総裁、パウエルFRB議長、ブラード・セントルイス連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、クラリダFRB副議長などの講演やイベント参加が相次ぐ。全般にハト派色が強まるようだと、米債利回りの低下とともにドル売り圧力が継続することとなりそうだ。ユーロドルは約3か月ぶりの1.15台後半の高水準となっている。

 経済指標発表は、南アSACCI景況感指数(12月)、南ア製造業生産高(11月)、米新規失業保険申請件数(5日までの週)、カナダ住宅建設許可(11月)など。それほど相場へのインパクトは大きくないとみられる。ユーロ相場にとっては、ECB議事録が発表される。米国では、米30年債入札(160億ドル)が実施される。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:1月10日(木)15時42分

みんかぶFX

 

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