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ドイツ銀行、資金洗浄疑惑で引当金積み増す計画ない-関係者

12月7日(金)2時13分配信 Bloomberg

ドイツ銀行は最近表面化した2件のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑の対策で引当金を積み増すことを当面は予定していない。事情に詳しい関係者が明らかにした。同行の株価はこの疑惑が重しとなり、過去最安値に沈んでいる。

ドイツ銀行は先週、「パナマ文書」に関連した捜査の一環としてフランクフルト本社が独当局の捜索を受け、ダンスケ銀行を巡る資金洗浄疑惑も深まりつつある。だが関係者によると、内部調査の結果、どちらの件に関しても不正は認められなかった。関係者は内部の議論であることを理由に匿名で語った。

クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)が同行の再建計画を加速させ、再び収入拡大に向けて力を注ぐ中で引当金を積み増せば、4年ぶりの黒字化が遠くなる。世界的に悪材料が相次いだ6日のフランクフルト株式市場で株価は再び落ち込んで上場来安値を更新した。

先週の捜索で検察が被疑者とした行員2人はドイツ銀行での勤務を続けているが、捜査とは関係のない部署に移された。また英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は入手したとする内部文書を基に、資金洗浄の疑われるダンスケ銀の取引をドイツ銀が扱った額は当初想定された1500億ドル(約16兆8700億円)より350億ドル多い可能性があると報じた。

ドイツ銀はコメントを控えた。ダンスケ銀はコメントの要請に今のところ応じていない。

原題:Deutsche Bank Is Said Not to Plan More Reserves for Probes (1)(抜粋)
Stephan Kahl

最終更新:12月7日(金)2時13分

Bloomberg

 

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