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米雇用統計発表を控えて小動き、欧州株高には反応薄=ロンドン為替概況

12月7日(金)21時10分配信 KlugFXニュース

米雇用統計発表を控えて小動き、欧州株高には反応薄=ロンドン為替概況

 7日のロンドン市場は、小動き。欧州株が反発する一方で、米株先物はマイナス圏で推移。米債利回りは序盤に低下したが、次第に下げ渋るなど、米雇用統計の発表を控えて動きにくい状況。ドル円は112.80近辺と高値から小幅に下げての揉み合い。ユーロドルは1.1360-80レベルでの小幅の振幅。ポンドドルは1.2750割れへと売りが先行したあとは、1.2760-70レベルへと下げ渋っている。イタリア修正予算提出や英議会採決などのイベントを来週に控えているが大きな動きはみられていない。トリア伊財務相が辞任の意向との一部報道は否定されている。

 ドル円は112円台後半での取引。東京午後に112.93レベルまで買われたが、113円台には届かなかった。ロンドン序盤には米債利回りの低下とともに112.73レベルまで下押しされたが、東京午前に付けた安値112.65レベルには届かなかった。その後は、欧州株の反発、米株先物の下げ幅縮小などリスク動向改善も、112.70-80レベルでの揉み合いにとどまっている。米雇用統計待ちの様子見ムードとなっている。

 ユーロドルは1.13台後半での取引。下値は1.1360レベル、上値は1.1383レベルの狭いレンジにとどまっている。東京市場から引き続き揉み合い商状に。ユーロ円は序盤に128.12レベルまで下げたが、その後は128.44レベルに高値を更新。ただ、128円台前半での取引に限定されている。イタリア予算をめぐって、トリア伊財務相が辞任の意向との一部報道も、財務省報道官がこれを否定している。来週には修正予算がEUに提出される見込みとも報じられた。第3四半期のユーロ圏GDP確報値は前期比+0.2%と変わらず、前年比+1.6%と下方修正された。ユーロはいずれにも特段の反応を示さず。

 ポンドドルは1.27台後半での取引。東京市場でじり安となった流れを受けて、ロンドン序盤には1.2734レベルまで安値を広げた。その後は1.2770台までの買戻しが入り、売買が交錯している。ポンド円は東京午後に144.21近辺の高値をつけたあとは売りが優勢となり、ロンドン序盤には143.67近辺まで下押しされた。その後は144円を挟んでの上下動となっている。英ハリファックス住宅価格が11月に前月比-1.4%と落ち込んだことがポンド売り材料だが、発表直後はむしろ買われるなど反応ははっきりしなかった。来週11日の英議会採決を控えて、オプション市場でのボラティリティーが高水準となっており、上値で売り・下値で買いのガンマ取引が活発化しているもよう。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:12月7日(金)21時10分

KlugFXニュース

 

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