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明日の戦略-お手上げの大幅安も21500円台は確保、ハイテク株の戻りに期待

12月6日(木)16時43分配信 トレーダーズ・ウェブ

 6日の日経平均は大幅に3日続落。中国通信機器大手ファーウェイのCFO逮捕報道を嫌気して下落して始まると、寄り付き直後を高値にしばらく一本調子の下げが続いた。前場では21500円を意識して下げ渋る動きも見られたが、後場に入ると一段安の展開。大規模な通信障害が発生したことを材料にソフトバンクGが大幅安となるなど、リスク警戒ムードが強まる中、一時600円超下げる場面もあった。ただ、終盤にかけては買い戻しが入り、終値では21500円台を回復した。東証1部の売買代金は概算で2兆7100億円。業種別では全業種が下落しており、騰落率上位は電気・ガス、陸運、小売、下位は電気機器、医薬品、精密機器となった。全面安の中、ユニー・ファミマが買いを集めて3%を超える大幅上昇。反面、新たな不適切検査が発覚したと報じられた日産自動車が、後場に入って下げ幅を広げた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり253/値下がり1828と圧倒的に売りが優勢。ハイテク株が総崩れとなり、ロームや太陽誘電、TDKなどが大幅安。SUMCOやディスコ、アドバンテストなど半導体株も厳しい下げとなった。コマツや日立建機など中国関連株も大幅安。任天堂やスクエニ、アカツキなどゲーム株にも大きく売られるものが散見された。月次がさえなかったセリアが値を崩し、公募増資が嫌気されたマネーフォワードが急落した。一方、全面安の中でも材料のあった中小型株には跳ねたものもあり、優待新設を発表したキャンディルや台湾進出を発表したフルッタフルッタはストップ高。株式分割を発表したJMCや、月次が好感されたギフトが急伸した。ほか、ロシアや北朝鮮の地政学リスクが意識されたことから細谷火工が物色された。

 日経平均は3日続落で、この間の下げ幅は1000円を超えた。その前の7日続伸で上昇した分は帳消しとなった。場中はお手上げといった状況。売られる時には皆売られ、かつ下げ度合いも大きいという点では、538円安となった4日と似た雰囲気があり、こういった動きが続いてしまうと、投資家のセンチメントが急速に悪化する。普通に考えれば今は買えないという状況なのだが、こういった時に先物主導でアッサリ戻すようなことも結構あるのが株式市場。「強気相場は悲観の中で生まれる」という有名な相場格言もある。きょうはハイテクや半導体が下げを主導したが、東京エレクトロンやSUMCO、アドバンテストなど、10月につけた安値を割り込んでいない銘柄は結構多い。指数も終値では21500円台を確保し、11/21の安値21243円は割り込まなかった。同水準を割り込むともう一段厳しい局面もあるだろうから、下へのケアもしておきたいところだが、上述のようなチャートが大きく崩れていない銘柄が早めに持ち直すようなら、打診買いにも妙味があると考える。
小松

最終更新:12月6日(木)16時43分

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