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明日の戦略-大幅安スタートも持ち直す、あすは戻りを試す展開か

11月21日(水)16時25分配信 トレーダーズ・ウェブ

 21日の日経平均は続落。米国株の連日の大幅安を受けて寄り付きから300円近い下落となったが、そこからの下値は限定的で持ち直す展開。売り込まれていた半導体株に買いが入ったことで、ハイテク株への過度な警戒が和らいだ。前場を135円安(21447円)で終えると、後場は一段と下げ幅を縮めた。半導体株が高値圏を維持する中、SUBARUなど個別に値ごろ感のあるものに買いが入り、指数は21500円台を回復。75円安(21507円)と下落で終えたものの、取引終盤にきょうの高値をつけるなど、場中は終始しっかりとした動きが続いた。東証1部の売買代金は概算で2兆4100億円。業種別では前引けでは全業種が下げていたが、電気機器とパルプ・紙がプラスに浮上。ほか、食料品の下げが小幅にとどまった。一方、鉱業、証券・商品先物、卸売などが大きく売られた。前期の利益見通し上振れを発表したジェネレーションパスが後場に買いを集めてストップ高。反面、社内弁護士の記者会見実施を材料に、オリンパスが後場に入って下げ幅を広げた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり596/値下がり1431と売りが優勢。半導体株の強さがとにかく目立っており、東京エレクトロンやアドバンテスト、東京精密などが大幅上昇。東証1部への市場変更が決まったマルマエ、ダブルスタンダード、テラスカイがそろって買いを集めた。株主優待の実施を発表したケア21が急伸し、特別利益が発生する見込みとなった省電舎HDはストップ高まで買われた。一方、原油価格下落を嫌気して国際帝石が大幅安。ユーロ円建てCBの発行を決定した高島屋が急落した。子会社の臨床試験結果が失望材料となったSBIHDが値を崩し、証券会社が投資判断を引き下げたスクウェア・エニックスは連日で年初来安値を更新した。

 米国株は大幅安となったが、日経平均は落ち着いた動き。下げはしたものの、終値では21500円より上を確保した。今晩の米国株の動向が注目されるが、米国市場は22日が感謝祭により休場で、翌23日は短縮取引。直前で売りが加速したことから、休場前にはいったん買い戻しが入るのではないかと考える。日経平均は今週、きょうまでで約172円下落しており、米国株が大崩れとならなければ、下げ分を取り戻すくらいの上昇は期待できるだろう。ちょうどその近辺に5日線(21679円、11/21時点)が控えている。戻り局面では抵抗となりそうでもあるが、上回って終えることができれば、下げ一服感も強まりやすい。きょうの半導体株の強さには基調の変化もうかがえるだけに、週間でプラスを確保して終えることができるかに注目したい。
小松

最終更新:11月21日(水)16時25分

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