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【これからの見通し】ドル相場の方向性探る、まずはイタリアめぐるユーロドルの動き

11月21日(水)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】ドル相場の方向性探る、まずはイタリアめぐるユーロドルの動き

 昨日はリスク回避的なドル買いの動きが広がった。ユーロドルやポンドドルが約100ポイントの下落となるなかで、ドル円も安値から50銭程度の反発の動きをみせていた。米株式市場が不調で、昨日はダウ平均が一時600ドル安となり、引け値も551ドル安と大幅な下落となった。

 ドル相場の方向性は観察する期間によって相違している。9月以降の流れはドル高。11月第2週以降はドル安。昨日はドル高。長い目でみると、今年前半はドル安、後半はドル高となっている。表現する時間軸によってドルの方向性は錯綜するので注意が必要だ。足元ではロンドン市場を控えて、ドル高一服といったところ。トレードスタイルに合わせてニュース内容を吟味されたい。

 このあとの海外市場では、まずはイタリアをめぐるユーロ相場動向に注目したい。きょうはEUが欧州各国の予算について評価を示す予定。イタリアについては、EU財政ルールが守られていないとの認識が示されており、制裁的な動きが懸念されている。昨日はイタリア債が売られ、10年債のドイツとの利回り格差が大幅に拡大していた。トリア伊財務相は、日本時間午後11時からの下院証言に臨む。

 経済指標発表はあすの米感謝祭を控えていることもあって比較的多い。米MBA住宅ローン申請指数(16日までの週)、米耐久財受注・速報値(10月)、米新規失業保険申請件数(17日までの週)、米中古住宅販売件数(10月)、米景気先行指数(10月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(11月)、米週間石油在庫統計(前週分)などの米経済指標発表が予定されている。

 このあとの欧州・ロンドン市場では、南ア消費者物価指数(10月)、英公共部門ネット負債(10月)などが発表される程度。イタリア関連の報道にユーロ相場が神経質な動きみせそうだ。EU離脱関連では25日のEU首脳会議を控えてメイ英首相とユンケル欧州委員長が会談を行う予定。加えて、英議会関連の報道もでてきそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

最終更新:11月21日(水)15時55分

KlugFXニュース

 

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