ここから本文です

新興市場展望=マザーズ市場、警戒感残る―買い残重く、戻りの足かせに、好決算銘柄の一服局面狙う

11月17日(土)8時17分配信 モーニングスター

現在値
ミクシィ 2,491 -26
ビリングS 4,950 -110
メルカリ 2,478 -164
アドベンチ 9,240 -620
リンクバル 1,694 -50
 マザーズ市場は利益確定売り先行の展開となっている。東京市場全般の先行きにも不透明感が高まっており、年末相場に向けて不安感が台頭している。決算発表は一巡したが、信用買い残の多い銘柄には戻り売り圧力も強く、警戒が必要そうだ。

 マザーズ指数は12日から3日続落。前週末の9日に一時1000ポイントを回復したが、米国株式市場の不安定な値動きもあって勢いは続かなかった。決算発表は不動産系などでネガティブなものもあったが、メルカリ <4385> やミクシィ <2121> など、主力級銘柄の中には決算発表を受けて上昇したものもあり、全体的には悲観するような内容でもなかった。

 ただ、信用買い残の多い銘柄の中には売りが止まらないもの、高寄りして大陰線を引くものも多く、投資家の参戦姿勢が消極的になってきている印象。期待された増額修正発表がなかったビリングシステム <3623> は一時ストップ安。高成長見通しは変わらず、強力なテーマ性への評価も後退していないはずだが、信用買い残の多さもあって戻りが限られている。

 こういった銘柄は少なくないが、自律反発の動きも地合い次第な面があり、参戦のタイミングには注意しておきたい。逆に障害者就労支援のウェルビー <6556> や「街コン」サイト運営のリンクバル <6046> 、航空券ネット販売のアドベンチャー <6030> のような、好決算が評価される銘柄の目先騰勢一服局面を狙いたい。

 新興市場では12月の年末IPO(新規上場)ラッシュに向けて承認が相次いでいる。予定通りにソフトバンクグループ <9984> の通信会社が承認された。各所で幹事証券の積極的な営業活動が行われているようだが、基本的にはIPOマーケットを好む投資家とは別の層向けの銘柄。12月は魅力的な案件が多く上場するだけに、参戦銘柄の選択をしっかりと行いたい。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:11月17日(土)8時17分

モーニングスター

 

【あわせて読みたい】

この記事の関連銘柄ニュース

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン