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<話題>全体相場の止血が完了か?

11月9日(金)17時21分配信 モーニングスター

 この週(5-9日)目についたのは、週末9日の動向。日経平均株価は前日比236円安の2万2250円と、大幅反落という表現を使わないといけない状況。しかし、東証1部における値上がり銘柄数は1047で、値下がり銘柄数の971を超過。日経平均が取引時間中に2万971円まで下落した10月26日には762銘柄まで膨らんでいた年初来安値更新銘柄も、この日は29銘柄と落ち着きを取り戻している。米国株の急落に巻き込まれた全体相場の止血がいったん完了したという印象だ。

 ここで、8日引け後に東京証券取引所が発表した10月第5週(10月29日-11月2日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)に着目すると、「海外投資家」が4週ぶりに買い越し転換。金額は262億円だが、それまでの3週間で約8600億円を売り越していたことを考えるとインパクトは大きそう。また、「信託銀行」も1426億円を買い越している。

 ただ、足もと、米中貿易摩擦の影響で企業が設備投資の先送り姿勢を強める中、受注環境は悪化している。しかし、それは株価に既に織り込まれたとみられ、次の注目点はどのタイミングで受注環境が改善するか。いっけん10-12月期の収益が悪化しても、その先の受注増が期待できれば、株価はアク抜するもの。それを先取りした動きにより、株価の底堅さが増している?

提供:モーニングスター社

最終更新:11月9日(金)17時21分

モーニングスター

 

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