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株式明日の戦略-大幅安の翌週に大幅高、来週は大型イベントをにらみつつ戻りを試すか

11月3日(土)3時40分配信 トレーダーズ・ウェブ

 2日の日経平均は大幅反発。米国株の連日の上昇を好感して買いが優勢。米アップルの時間外の大幅下落がそれほどネガティブ視されなかったことから、寄った後も上げ幅を広げ、早い時間に22000円台を回復した。一方、その後は到達感が強まり伸び悩んだ。後場はプラス圏は維持しながらも上値の重い地合いが続いていたが、トランプ大統領が中国との貿易合意の草案作成を指示したとの報道が流れ、これを受けて一気に騰勢を強める展開。再び22000円台を回復すると買いが買いを呼ぶ流れとなり、一時600円超上昇する場面もあった。終盤にかけても買いの勢いは緩まず、556円高の22243円と大幅高で取引を終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆5600億円。業種別では機械や海運、ガラス・土石などが大きく上昇した一方、パルプ・紙や電気・ガス、水産・農林などが下落した。米中貿易問題の進展期待からコマツやファナックなど中国関連銘柄が後場に入って上値を伸ばした。反面、下方修正を発表したレンゴーが後場に急落し、ストップ安をつける場面もあった。

 日経平均は後場急伸し、22000円台に乗せた。ただ、業種別では33業種中、8業種が下落しており、全面高とはなっていない。きょう強く買われた中国関連株は、米中の貿易問題が進展すれば買われる一方、難航すれば売られるだけに、まだ荒い動きは続きそうだ。とはいえ、今週は週間で1059円上昇しており、先週の下げ分(1347円安)の大半を埋めた。ここから先は22600円~22800円どころにテクニカルの節目が多くあり、ここが抵抗となるか一気に突き抜けられるかが当面の焦点となる。10/2の高値24448円から10/26の安値20971円までの押しの半値戻し水準(22709円)もゾーンの範囲内にある。直近では厳しい下げを見たが、21000円を割り込んだのは10/26の1日のみで、その一週間後には22000円台を回復した。間を置かずして強い動きが見られれば、年末までに年初来高値を奪還するような展開も十分期待できる。

【来週の見通し】
 堅調か。6日には米中間選挙、7日~8日には11月FOMCと米国の重要イベントが目白押し。株式、債券、為替、商品とさまざまなマーケットに大きな動きが出てくると予想される。米中間選挙に関しては、市場では上院は共和党優位、下院は民主党優位との見方が多い。ただ、中間選挙は与党が不利となりやすく、トランプ大統領は我が道を行くスタンスであることから、政権与党にネガティブな結果となったとしても、マーケットへの悪影響は限定的と考える。逆に両院共和党勝利となった場合には、強烈なリスクオン相場もあり得る。FOMCでは12月の利上げの確度が高まるかが焦点となり、米長期金利の動向が注目される。金利急上昇となれば、再び下を試す可能性はある。しかし、日本株は急落後の今週の動きが強かった上に、引き続き決算発表ラッシュで個別物色の活況が下支えになると見込まれることから、弱材料には一定の耐性を示し、戻りを試す展開を予想する。

最終更新:11月3日(土)3時40分

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