ここから本文です

〔米株式〕NYダウ、続落=米企業収益の頭打ち懸念で(23日)☆差替

10月24日(水)6時03分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、米中貿易摩擦などを背景に世界経済の先行きに不安が広がる中、米企業収益の頭打ち懸念から続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比125.98ドル安の2万5191.43ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同31.09ポイント安の7437.54で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億4414万株増の10億2093万株。
 朝方に2018年7~9月期決算を発表した建設機械大手キャタピラーと工業・事務製品大手スリーエムがそろって12月通期業績予想について、慎重な見通しを示したことから、ダウ構成銘柄である両社株が急落。相場急落を主導し、午前中にダウは一時550ドル近い下げを記録した。「通商摩擦の激化やドル高進行、原材料コストの増加で米主要企業の収益拡大が頭打ちになる」(準大手証券)との懸念が広がった。
 キャタピラーは1株当たり利益が市場予想を上回ったものの、通期の1株当たり利益予想を据え置いた。ここまで2四半期連続で上方修正をしてきただけに投資家に失望を与える結果になった。中国との通商摩擦などを背景に受注残高が減少したほか、制裁関税発動に伴って原材料コストが増加したことも嫌気された。また、スリーエムも原材料コスト増などで通期の1株当たり利益予想を下方修正した。
 ただ、午後に入ると、ネットフリックスなど主力ハイテク株の一角に買い戻しが入り、ダウは下げ幅を一時10ドル弱に縮める場面もあった。既存店売上高が市場予想を上回ったファストフード大手マクドナルドや、36%増益となった通信大手ベライゾン・コミュニケーションズなど好決算企業には買いが入ったことも支えになった。
 個別銘柄(暫定値)では、キャタピラーが7.6%安、スリーエムが4.4%安、ボーイングが1.7%安。シェブロンが3.3%安、エクソンモービルが1.6%安。一方、マクドナルドが6.3%高、ベライゾンが4.1%高、ネットフリックスが1.1%高、アップルが0.9%高だった。(了)

最終更新:10月24日(水)9時28分

時事通信

 

【あわせて読みたい】

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン