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明日の戦略-後場一段安で一時22000円割れ、警戒強まるもあすは買い戻しが優勢か

10月23日(火)16時37分配信 トレーダーズ・ウェブ

 23日の日経平均は大幅反落。欧米株が総じて軟調であったことを嫌気して大幅安スタート。寄り付き直後が高値となり、下げが続いた。上海株の反落を確認した後は一段と売り圧力が強まり、前場では500円近い下落。後場に入っても弱い基調に変化はなく、下値模索が続いた。センチメントが悪化する中、孤軍奮闘してプラスを保っていたトヨタもマイナス転換。指数は終盤にかけて下げ幅を600円超に広げ、22000円を割り込む場面もあった。東証1部の売買代金は概算で2兆5700億円。業種別では全業種が下落しており、騰落率上位は石油・石炭、輸送用機器、水産・農林、下位は金属製品、建設、ガラス・土石となった。上方修正を発表したアールビバンが大幅上昇。反面、傘下企業が免震ダンパーを手がける川金HDは、KYBからの代替需要期待から買いを集めていたものの、こちらも不祥事発覚が報じられ、後場にストップ安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり79/値下がり2015と値下がりが2000を超える全面安の展開。そのような中、決算や配当政策が好感されたLIFULLがストップ高と非常に強い動きを見せた。上方修正を発表したエスティックやCEHDが急伸。前日に台湾列車事故を材料に急落した日本車両製造にはリバウンド狙いの買いが入った。一方、米キャタピラーの決算を前にコマツや日立建機が大幅安。半導体株などにも値を崩すものが多く、証券会社が目標株価を引き下げた東京精密が7%を超える下落となった。決算が失望を誘った日立化成は叩き売られ、下方修正を発表したLIXILが急落した。きょうマザーズ市場に新規上場したリーガル不動産は、地合いも悪い中、初値をつけた後は売りに押された。

 日経平均は寄り付き直後が高値で、ダラダラと下げが続いた。節目の22000円も一時割り込んでいる。ただ、604円安と値幅は大きく出たにもかかわらず、東証1部の売買代金は概算で2兆5700億円と商いはそれほど膨らまなかった。決算を前に買い手不在となる中で売りだけが急がれ、そのことが下げに拍車をかけたようにも見える。きょうここまで売られる材料があったかという点には疑問符がつくだけに、あすは仮に米国株がそれなりに下げたとしても、反発に期待したいところ。反発しないようでは先が思いやられる水準まで下げている。引け後に発表された日本電産の決算では、通期の上方修正はなかったものの、上期の着地は計画を上回り、期末配当も増額修正された。期待値が高い分、日本電産の買い材料になるかは微妙ではあるが、少なくとも通期見通しを下方修正した安川電機のような失望決算ではない。今晩の米キャタピラーの決算が注目されるが、国内建機株は先んじて下げており、調整も進んでいる。ここからもう一段売り込む材料にも乏しく、いったんは買い戻しが入りやすいタイミング。日経平均の当面の下値のメドは、8月15日の安値21851円や7月5日の安値21462円。これらを割り込む前に、22500円あたりまで早々に戻せるかに注目したい。
小松

最終更新:10月23日(火)16時37分

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