ここから本文です

〔米株式〕NYダウ、大幅続落=一時550ドル近い下げ(23日午前)

10月23日(火)23時41分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、米中「貿易戦争」が両国経済に悪影響を与えるのではないかとの懸念がくすぶる中、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比で一時550ドル近く下落。午前10時20分現在は500.06ドル安の2万4817.35ドルとなっている。ハイテク株中心のナスダック総合指数は188.05ポイント安の7280.58。
 前日に4%超急伸していた中国株式市場がこの日は約2.3%安で終了。中国政府や金融当局が週末に発表した支援策を好感した買いは一巡し、株安はアジア、欧州市場にも連鎖した。こうした海外の弱地合いが波及し、米国株も寄り付きから大幅に下げている。米国と中国の追加関税発動に伴う原材料コストの増大などを受け、業績の先行きに慎重な見通しを示したキャタピラーがこの日は急落。ダウの下げを先導している。
 また、前日には米軍艦2隻が台湾海峡を航行したことを中国が批判。通商摩擦で解決の糸口が一向に見えない米中関係は、依然対立が続いている。また、米国による中距離核戦力(INF)全廃条約離脱の意向表明にはロシアなどが反発しているほか、記者殺害疑惑をきっかけとしたサウジアラビアをめぐる地政学的リスクの高まりなども、国際情勢の先行きを不透明にしており、株価には逆風となっている。
 個別銘柄を見ると、この日朝に2018年7~9月期決算を発表した企業の株価が大きく動いている。中国市場への依存度が高いキャタピラーは約10%安、スリーエムは約8%といずれも急落。半面、マクドナルドとベライゾン・コミュニケーションは約6%高、約2.7%高。(了)

最終更新:10月24日(水)2時27分

時事通信

 

【あわせて読みたい】

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン