ここから本文です

NY為替・19日=ドル円が反発、ユーロドルは4日ぶり反発

10月20日(土)7時55分配信 トレーダーズ・ウェブ

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4営業日ぶりに反発。終値は1.1514ドルと前日NY終値(1.1453ドル)と比べて0.0061ドル程度のユーロ高水準だった。モスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)が「イタリア来年度予算を巡る対立を緩和したい」との見解を示すと、一時4年8カ月ぶりの水準まで上昇していたイタリアの長期金利が急速に低下し、ユーロの買い戻しにつながった。「イタリア政府は2019年の財政赤字目標をGDP比2.4%から2.1%に変更することを検討している」との一部報道も好感され、一時1.1535ドルまで上値を伸ばした。なお、米格付け会社ムーディーズはイタリアの格付けを「Baa2」から「Baa3」に引き下げたものの、相場の反応は薄かった。
 ポンドドルは一時1.3104ドルまで上昇する場面があった。英・欧州連合(EU)離脱交渉を巡り、「メイ英首相は最大の懸案となっているアイルランド国境問題で主要な要求の1つを取り下げる用意がある」と伝わると、全般ポンド買いが入った。もっとも、この提案が実現したとして「EUなどは歓迎する見通しだが、政権内では反発が起きる恐れがある」ことから、ポンド買いは長続きしなかった。

 ドル円は反発。終値は112.55円と前日NY終値(112.21円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。ユーロやポンド絡みの取引が中心となったため、相場は方向感が出なかったが、ダウ平均が一時220ドル超上昇したタイミングで112.65円と日通し高値を付けた。ナイト・セッションの日経平均先物が160円上げたことも相場の支援材料。そのあとは、前日の高値112.73円が目先レジスタンスとして意識されたためやや伸び悩んだ。
 この日発表の9月米中古住宅販売件数は年率換算で515万件と予想の530万件を下回った。また、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「貿易政策の見通しは引き続きリスク」と述べたほか、カプラン米ダラス連銀総裁は「FRBがあと2、3回利上げすれば金利は中立水準に達する」などと語った。

 ユーロ円は3日ぶりに反発。終値は129.58円と前日NY終値(128.51円)と比べて1円7銭程度のユーロ高水準。イタリアの金利が落ち着いたことで円売り・ユーロ買いが先行。ダウ平均の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると、129.68円まで上値を伸ばした。
 一方、カナダドル円は軟調だった。8月カナダ小売売上高と9月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に下回ったため、一時85.57円まで売り込まれた。

本日のレンジ
ドル円:112.14円 - 112.65円
ユーロドル:1.1433ドル - 1.1535ドル
ユーロ円:128.46円 - 129.68円
羽土

最終更新:10月20日(土)7時55分

トレーダーズ・ウェブ

 

情報提供元(外部サイト)

トレーダーズ・プレミアム

トレーダーズ・プレミアム

DZHフィナンシャルリサーチ

株式情報会員専用サービス
入会受付中

月額10,000円(税別)

株・為替ニュースでおなじみのトレーダーズ・ウェブ では、個人投資家注目の話題の銘柄や反転シグナル点等銘柄が毎日キャッチできる豊富なコンテンツを提供しています!

【あわせて読みたい】

【PR】Yahoo!ファイナンスからのお知らせ

ヘッドライン