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新興市場展望=リスク残るも物色は活発―直近IPO銘柄にチャンス到来

10月20日(土)8時17分配信 モーニングスター

現在値
リーガル不 1,301 -34
バリュデザ 3,110 +275
シェアT 2,355 +106
サインポス 4,670 +20
メルカリ 2,886 -154
 新興市場も東京市場全般に連動して自律反発の動きとなっている。株価位置を考慮すると上値は重く、全般相場の動向もなお不安定でリスクは残る。戻り相場を継続するなら、来週は1000ポイントの回復、そして1020ポイント近辺で推移する13週移動平均線の奪回がノルマとなる。

 マザーズ指数は米国発の世界同時株安に連動した11日の急落分を一時奪回するなど、東京市場全般と連動した反発を見せている。ただ、指数寄与度ナンバーワンのメルカリ <4385> の動きが鈍く、そーせいグループ <4565> やCYBERDYNE(サイバダイン) <7779> も軟調で指数の足を引っ張っている。

 指数の動きは悪いが、相場のマインドを表しやすいIPO(新規上場)銘柄は活況で、新興市場を主戦場とするアクティブな個人投資家の動きはそれほど鈍っていないとみられる。米国市場などの外部環境が落ち着けば、十分にチャンスはありそうだ。

 IPOでは今週上場したバイオ株のDelta-Fly Pharma <4598> (医薬品)が初値を上回っての推移を続けるほか、自動運転のテーマに乗る組み込み機器向けOS(基本ソフト)開発のイーソル <4420> (情報通信)も人気。ネット印刷のプリントネット <7805> (その他製品)も初値形成後に想定以上の人気を集めており、投資家の前向きな姿勢がみられている。

 来週のIPOは23日のリーガル不動産 <3497> (不動産)1案件のみ。IPO不足から直近IPOを物色する動きも出そうだ。

 個別ではシェアリングテクノロジー <3989> やバリューデザイン <3960> 、サインポスト <3996> など、テーマ性重視の物色が続く。これらは全般相場の影響を受けにくい銘柄群でもある。

 音声合成技術のエーアイ <4388> 、ビッグデータ分析のダブルスタンダード <3925> 、内部統制管理ソフトのエンカレッジ・テクノロジ <3682> などもマークしておきたい。

 来週は決算発表も増加するが、新興市場上場銘柄の注目決算は25日のニューフレアテクノロジー <6256> ぐらい。本格化は翌週以降となる。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:10月20日(土)8時17分

モーニングスター

 

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